【刀剣乱舞】ブラック本丸反逆軍を作ります。

第48話 ページ48

ジュワ〜ジュワ〜

お好み焼きの焼いている音と焼きそばの炒める音が聞こえる。

大人数になると用意するのが大変だから手抜きになってしまう。

でも大阪に縁ある刀が多いと聞いたので大阪名物の粉物をチョイスしたのだ。

が、しかし彼らの時代が早すぎたせいでよくわからないと言った顔をされた。

しかし口に入れた瞬間顔は輝いていた。

でもご飯だというのに信濃は部屋から出てこない。

一期一振にかぎっては行方不明。

(自由人っていうより拗ねてるのかな？)

仕方ない。と思い信濃のところに向かう。

『信濃？入るよ。』

「いいよ…。」

『何で怒ってるの？？』

「いち兄は俺の主に刀を向けた…。これじゃあ朱里っていう奴と一緒だよ。」

『…なんで？』

「主は何も悪いことしてないのに刀を向けた。殺そうとした。それってそいつと同じじゃん。」

私の為を思ってくれている。
ちゃんと善悪を考えて判断している…。
それが何より嬉しかったし本当に彼の主なんだと実感した。

『信濃、ありがとう。でも一期一振とは仲直りしようね。もし何かあっても信濃が守ってくれるんでしょ？』

「…うん。」

少し納得行かないような声を出すが素直にわかったと言ってくれる。

その時ガタッと向こうの襖から音がした。

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