【刀剣乱舞】ブラック本丸反逆軍を作ります。

第17話 ページ17

『よしっ！！！』

ジャージに着替え清光が持ってきてくれた掃除道具に手をかける。

そう、このボロボロな離れを一日かけて掃除するのだ。

(一人、、はちょーっと大変かな？)

そんなことを考えながらまずは掃除の基本。
掃き掃除から始める。

バタバタ、バタバタ、

「俺、手伝うよ！」

「僕も手伝う、さっきのお詫び。」

『ありがとう〜！じゃあ二人は掃いたところ雑巾で拭いてくれる？？』

「「任せて！！！」」

(おうおう、元気がいいこと…。)

二人が手伝ってくれたおかげでまる一日かかるであろうと思われた掃除が何やかんやで半日で終わった。

「「ふ〜…、疲れたぁ。」」

『ありがとう。障子とか畳とかも張り替えたりできたし逆に新居並にキレイになっちゃった！』

「あ、A 。実はこれ襖の奥で見つけたんだけど…。」

『う〜ん、これは？』

「信濃藤四郎、じゃないかな？」

安定がまじまじと見ながらいう。

『分かるんだ…。』

「前々回の大阪城の時一期一振がドロップなしって言ってたの嘘だったんだ…。」

「そりゃそうでしょ、あんな状態で具現されたりしたら絶望するよ。…俺でも見つけたら主に見つからないよう隠すと思う。」

『…。』

グゥゥゥ〜

『おっ、お腹すいちゃったなぁ！？食材とか機材はこんのすけから貰ったしご飯作ろっかな！？』

「「えっ！？ご飯！？」」

『食べる人ー！！！』

シュバッ！

…随分勢いよく手が上がったもんだ。

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