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…
大「すごい人らやったな……」
安「去年ここの住人やった人らやで?」
大「ヤスはこの学校のことなんでも知ってるねんな……」
安「下調べは大事やからね」
ふわりと笑うその顔が、愛おしくて、
キッチンに向かうヤスを後ろから抱きしめる。
安「うわっ、何?びっくりしたぁ…」
大「ちょっとの間…このまま」
動かずに首元に顔を埋めてヤスを堪能する。
安「お、くら…」
大「…」
耳にちょっとちょっかいかけると反応するヤス。
明日学校あるし、あんまりやったらあかんな。
安「も、あかんって……」
我慢…できへん。
安「あ、ぅ、たぁ……」
ヤスと向き合う形になって今度は唇……
甘く、長い夜。
ーーーー
朝、
横にヤスがおる。可愛い寝顔。
俺の手を握って離さない愛しい人。
ってそんなん言うてる場合ちゃう、
大「ヤス、遅刻するで?」
安「ん、待って……おくら…腰、やば」
大「ヤス着替えれる?学校行ける?」
安「いける、行く…着替える……」
調子乗りすぎた俺も悪いけど、やっぱり、ヤスも悪いって。
だってこんなに……
安「変なこと考えてやんとはよ準備せな、
ほんまに遅刻するで?」
はい、頑張ります。
俺もちょっと腰痛いけど…な。
…
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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時