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#32 ページ33





大「ただいま〜」



安「おくら、これ冷蔵庫入れて〜」




スーパーでは放心状態やったヤスも、帰ってきてからはいつも通りで、

逆に心配になる。




大「なぁ、明日やっぱりちょっと出掛けへん?」



安「え?いいけど。どうしたん?急に……」




大「ヤスと…もっと思い出作りたいなぁって」




なんか、もっとヤスのこと知りたいし、

外に出かけたらヤスもご飯作らんでいいから休めるやろ?




大「ここの近くにな?温泉あるらしいから。
そこ行こ?」



安「おお……温泉♪」


ルンルンなヤスと一緒にご飯作る。


俺は切ったり炒める係。

ヤスは味付けと指示係。


なかなかいいコンビやで?



明日は勉強の事なんか考えやんと、2人でゆっくり出来たらええな。





安「温泉の近くにさ、商店街があるんやけど……」



大「商店街?行きたいん?」




風呂上がり、「一緒に寝よ?」って言ってきたヤスと
背中を合わせて布団に入るとそんなことを言い始める。


安「おくらがええならいきたい」



大「おん、別にええ。

ほんなら、行こか」



知り合いが店やってる所あるけど、そこさえ避けていけばきっと見つからない。



それに、



ヤスの喜ぶ顔が見たい。





なんでやろ、最近ヤスのことばっかりやな俺。





大「勉強しすぎで変になったんかな…」




隣からはもう寝息が聞こえてくる。


俺もそろそろ寝よ。









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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時

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