#31 ページ32
…
安田side
自覚はつい最近。
気のせいで収めてたのに、日に日に大きくなる気持ちがそろそろ自分の中だけに溜め込みきれなくなりそう。
朝起きて眠いのに頑張って起きるおくらも。
いっぱい食べるのも、
いっぱい笑うのも、
いっぱい弱音吐くのも、
全部好きで。
Aちゃんとか、他の女の子と喋ってるのを見ると嫉妬してまうし、
何してても、大倉第一で考えるようになってまうようになった。
安「あかんよな、あかんのよなぁ」
勉強はまだまだ頑張らなあかんし、
それこそ大倉に追いつきもしてない。
大「ヤス、何悩んでるん?」
安「ん、今日のご飯。大倉の好きなハンバーグにするか、お魚にするか……」
大「ハンバーグがいいなぁ。明日魚にしよ?」
身長高いのに、弟みたいな可愛さがある大倉。
カッコイイのに可愛い。
安「…僕なんで身長伸びへんのやろか」
大「伸びやんくていいよ。」
安「小さかったら、あんまりモテへんやろ?」
大「モテやんくていいやん。俺が貰ったげるから」
安「え?」
大「家にパン粉あったっけ?」
僕を置いて買い物を続ける大倉。
僕はしばらくこの場を動けそうにない。
なに……今の…
…
122人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時