#21 ページ22
…
ヤスに、
背の順って何?って聞いたらすごい顔された。
いや、そんなん知らんやん普通。。
安「大倉って、たまに亮みたいな事聞いてくるよな……」
大「亮ちゃんなんか変なこと言うん?」
安「うん、アメンボって何とか。
コンチュウって何してる途中?とか」
大「ごめん、アメンボは俺も知らんわ」
安「はぁ?」
ヤスはほんまにわけわからん!と言いながら
どこかへ行ってしまった。
背の低い順……背の順……
へぇ、なるほどなぁ。
だからさっき「一緒には出来へんかな」って言うとったんか。
大「遠いなぁ……ヤス」
ため息混じりに呟いてると、周りの男子に冷やかされる。
うっさいねん。
一喝しても続くいじりはもはや嫌がらせ。
めんどくさいなぁ……
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
体育の授業が終わって、目が覚めた俺は
7限、8限も難なくクリアしてやっとの思いで寮の扉を開けた。
大「疲れた……」
安「お疲れ様。先お風呂入る?」
大「んー、、」
ベッドに倒れ込んだらもう起きられへんくなってもうた。
ちっちゃいけど、すごい寝心地いいんよね……
安「ごめんな、大倉…僕が朝早くに起こしすぎたから……」
疲れたよなぁって、頭撫でてくれる。
あー、すごく落ち着く……
気づくと俺は夢の中だった。
俺の聞こえないところでも「おやすみ」って言ってくれた。
…
122人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時