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…
安「……よいしょ」
机の上に資料を広げだしたヤスは黙々とプリントに書き込んだり、問題を解いていく。
大「何してるん?」
安「何って……勉強」
大「朝から?」
朝早くに学校ついて憂鬱やなって思ってる俺の横で勉強って、真面目か!
安「大倉、もしかしてノー勉でも点数取れる人?」
大「いや、そらちゃんと勉強せな覚えられへんけど」
安「やったら1位取った余裕?」
大「ヤス、どういうこと……?」
安「や、だって3週間後のテスト頑張らなクラス変更あるんやで?」
2ヶ月に一回の試験が、3週間やねんで?
安「それに合格せんかったら……」
大「せ、せんかったら?」
安「……住みたい寮に申請しても入られへんくなる。」
大「なら、俺は関係ないよな?」
別に今の部屋のままでええねんから。
安「そんな考えのやつの部屋に移されるんやで?
例えば……」
そこまで言って、周りを確認→俺を呼び寄せる→俺の耳に口をちかづける。
安「……お金しかない様なやつとか、ヤンキーとかどうしようもないアホ野郎と同じ部屋…やで?」
過ごしづらいやろうなぁ。
安「それでも、おおくらは勉強せんでええん?」
…
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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時