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#134 ページ44






安「もぉ!なんで起こしてくれへんのさ!」




プンプン怒るヤスも可愛いな。

なんて考えてたら本格的に無視され始めた。





大「なぁ、やすそろそろ許してぇや」



安「……ほんまに反省してるん?」



大「うん、してる。

やすが可愛かったからつい、意地悪してしまっただけ」




安「全然反省してへんやん。」




大「可愛いは事実やん」



安「俺は可愛ないし、遅刻しかけたとか有り得へんし。」



大「ええやん、ちょっと遅れたって遅刻じゃなかったんやし。」





安「どんだけ腰痛い思ってるん?」



大「ヤスの方が激しいし」




安「〜〜〜っっ!!もぉうるさい!ちゃんと反省しなさい!!!」





大「反省してるって、なぁどうやったら伝わる?

俺めっちゃ反省してるで?」







放課後、予定もなく寮までの道を歩いて部屋に入った途端、


ヤスからキスをした。



ちょっと下手くそで乱暴なチュー。



安「じゃあ、今日から1ヶ月俺に触れるの禁止な!」




当たり前やけど1人で抜くのもあかんからな。




念を押されてえぇ、と声を漏らす。




安「反省してるんやったら、それくらいしてもいいでしょ」






大「ヤスは?ヤスは足りひんくならへんの?」



安「……ならんのんちゃう?」





早々とキッチンに消えていったヤス。



反省してない訳じゃないけど、



大「どうしょ………1ヶ月…か」




我慢せなあかんよな。




とりあえず、触れないように。




もどかしい日々が始まる。









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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時

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