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安田side
体育館にたどり着いて、すぐに大倉を見つける。
安「お疲れ様〜椅子の片付け?」
大「あ、ヤス!ありがとう。ほんまにありがとう。」
大倉に思っきし抱きしめられて思わず「ぐぇ」と醜い声が出る。
まぁ、バレてること言わんでええか。
大倉嬉しそうやし。
安「はよ片付けて帰ろ〜俺もぉ疲れた」
大「あ、そっか……今日俺準備もせなあかんもんな」
安「ん?まだ仕事あるん?」
大「……?今日、スんねんやろ?」
耳元で大倉が囁く。
少し赤くなった耳が伸びた髪から見えてる。
安「あー、、忘れてた。俺今日……」
大倉のこと抱くんか……
そやんな、大倉はお父さんにバレてないと思ってんねんもんな。
安「……ぁ、でも今日は…下の気分……かな」
今日抱いたら、なんか騙してるみたいやん。
でもシたいし、ってなると下しかないやん?
明日、立てるかな……
なんてぼやっと考えながら椅子を1つづつ折りたたんでいく。
大「俺がシていいん?」
安「…えぇよ。今日頑張ったごほーび」
喜んだ大倉は、さっきより多めに椅子を担いで運んで行った。
安「……ほんまに腰保つかな…………」
心配はそこだ。
しかも明日から学校も始まるわけやし。
安「ちゃんと考えながらせなあかんよなぁ」
もう頭の中は夜はどんなことをしようかと、妄想でいっぱい。
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時