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#130 ページ40






安田side






何とか理事長である大倉のお父さんといっぱい話しをして、始業式を終えた。


安「ふぅ……」



理事長を別室に案内し終えて、扉の前で一呼吸を置く。



安「あとは…見送るだけやな」

仕事の確認をして、とりあえず生徒会長に連絡する。



安「急な変更やったのに何とかなりましたね。」




会長《まぁ、生徒会は優秀な生徒が多く在籍してるからね》




君もだよ、安田くん。



安「ありがとうございます。じゃあ、そろそろお見送りしても大丈夫ですか?」




会長《あぁ、片付けで僕はそっちに行けないから、君が動いてくれて助かるよ。


ありがとう。》




そこで通話が終わって、理事長さんをお見送りする。




もんの近くまで来て、外に待たせている黒い車が見えてきた。





安「本日はお越し頂いてありがとうござました。」



ぺこり、と挨拶すると


「同室の人を頼むよ。」



とだけ言い残して帰っていってしまった。





同室の人?



俺の?



大倉やん。




えっ、





え??




知ってたん?!






安「うそぉ……………」




なんや、知ってたんや…






でも、これは多分大倉に言わんくてよさそうやなぁ。




お父さん、息子がここにおるって知ってるんやったらさほどの心配もされてないことだろう。







安「さて、片付け手伝いに行こ〜っと」









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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時

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