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#128 ページ38





安田side





大倉の口から聞く話。ちょっとは想像してたよ?


家の事やろなーとか、生まれのことやろなーって。


でもさ……まさかあの大倉組の長男で、

富民として入学もできたのに、わざわざ中間棟で、一般として入学したって……



それがどんだけ難しいことか。



こいつは知らんと入ったってことやろ?



まさか、こんな所でも格差を見せつけられるとは思ってなかった。




安「…大倉が……御曹司…………」



大「ホンマに、隠しててごめん。
もっと早くに言うべきやった……ずっと後悔してんねん。ヤスには嘘つきたない。」



反省してる、子犬みたい。


安「ええの。そりゃ嘘つかれてたのは結構ショックやけどさ〜」



大「…ありがとう。」


安「ええの。でもその代わり今夜は……」




キョロキョロ、周りを確認。誰もおらへんよな。



そっと大倉に近づいて、耳朶に軽く噛み付いてみる。


大「…っ?」




びっくりして少し距離を取った大倉の背中、重心をもっと後ろにずらすようにして優しく押し倒す。





安「んふふ、楽しみにしてるな?」




舌なめずりすると、大倉の顔が明らかに赤く染まり

「ぁ……」と小さな息を吐く。








期待の吐息。







その前にやること沢山。


まずは、大倉のお父さんが来る。

なら、大倉が目立つことは避けたいけど……

できるかなあ……俺に





大倉は、月に帰らされるかぐや姫。


俺はかぐや姫をこの地球にとどめることが出来るだろうか。


守れるかな。









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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時

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