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#122 ページ32






安「ばいばーい」



大「また来てな」





錦「うん、また来るわ。

大倉も俺んとこ来てや?」




大「はいはい。」




次の日の朝、朝食を食べた亮ちゃんは直ぐに帰った。



元々、昼までショッピングに出かける予定だったが、
彼女さん、つまりAちゃんが風邪ひいたとの事で


急遽朝帰りとなった。



安「亮も変わったね…」



大「彼女思いのええ奴やな。」




安「うん…」






大「なぁ。話しあんねんけど、ええかな」





亮ちゃんを見送った玄関で、隣にいるヤスの顔を見ずに言った。




うぅん、隣にいるヤスと目を合わすのが怖かった。



だから、横を向けなかった。




ヤスが息を飲む。






安「大倉…ええの、言うても」




大「……わかられん。」



正直、まだ言うてええんかわからへんし


話したくはない。






安「待ってるから、ええんよ。言わんでも。


言いたくなるの待っとくから」




大「ヤス……」






甘えて……ええんかな。






大「ていうか、なんか隠してんのバレバレ?」


安「うん、何隠してるかは知らんけど。」




大「うぉ…まじかよぉ」





ヤスには敵わないな……



大「ありがとう。ちゃんと、言うから。そんときは聞いて」




安「うん。」




別れ話は絶対聞かへんからな!


冗談っぽく言い放った言葉。





少しヤスらしくて、ちょっと下にあるおでこに、自分のおでこを重ねた。



同じくらいの体温が交わる。









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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時

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