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…
会長「こっちだよ」
俺の横を歩いていたはずの会長が、気づけば少し後ろで止まってた。
入口は後ろの勝手口。
従業員以外立ち入り禁止ってされてる扉を開けて中に入る。
手馴れた様子で中の従業員さんとお話してる様子を見て、慣れすぎてて逆にちょっと怖いなって思った。
会長「じゃあ、2階まで上がるけど…階段がいいよね」
大「あっ、ありがとうございます」
この前のエレベーターの一件のことを配慮してくれてんのかな。
うん、やっぱり会長いい人。みすてりあすやけど。
会長のちょっと後ろを着いて歩いていると、
会長がグラり、転けそうになる。
大「うぁっ大丈夫ですか?」
反射的に支えて、抱き抱えるみたいになった。
あー、これがヤスやったら
そのままチューすんのにな……
会長「ごめん…ありがとう……」
えっ、
会長が恥ずかしそうに俯いた。
へぇ、会長。
こんな顔もできんねや、、
会長「い、行こうか…」
大「あ、はい」
思わず見とれてたなんてやすにバレたら軽く1週間は口聞いてもらえなさそう。
会長「失礼します」
さっきまで赤くなってたのに切り替えめっちゃ早いわ。
もう真顔のキリッとした顔で部屋の扉ノックしてる。
俺もしゃんとしな……
…
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時