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…
急いでご飯食べて校舎に向かえば、
ギリギリセーフで生徒会会議室に着く。
村「…」
横「おはよう。……わざと?」
大「ええでしょ」
自慢げに見せると「見せんな恥ずかしい」と怒られる。
横山先輩が照れると白い顔が赤くなってわかりやすい。
だからついつい面白がって照れさせたくなってしまう。あんまりやりすぎると村上先輩からのゲンコツ食らうけど。
村「おい章大。お前、連れの世話くらいちゃんと…ってはぁ…………あかんわ」
ヤスに話しかけた村上先輩は、ヤスにも同じシルシを見つけて落胆した。
▼こうかはばつぐんだ!
安「おおくら、服の裾また出たまんまやで」
大「お、ほんまや。」
会長が、会議室に入ってきてすぐ、夏季、第2回会議が行われる。
月に1回行われてて、
先月、俺は参加してない。
村「校内、特に異常なし。
階級、昇格、共に移動なし。
寮変更が、第1学年に1人。
第2学年に5人。
第3学年に13人となっております。」
村上先輩が読み終え、横山先輩が補足として、
留年する人がいれば、来年には寮部屋数が足りなくなると告げた。
会長「そうか…足りなくなると少し困るな。」
安「でも、足りへんのは中間棟だけで、
富民棟の大半がガラ空きですね」
会長「最近じゃ富民棟に入りたがる人も少ないからね。」
何か対策を練らないと。
会長は少し困った顔をして資料とにらめっこしてる。
会長「大倉くん」
大「え、はい。」
急に呼ばれてびっくりしてもた。
会長「君なら、どうする?」
俺なら、どうする。
考えろ……
大「…っと、、中間棟の上位クラスの人を富民棟に移動させたらええと思います」
…
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時