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…
安「おーくら」
大「うん。」
安「…嫌いにならん?」
大「当たり前やん。前も言うたやろ?」
安「…実は、最近大倉がモテすぎてて……
不安になってるねん」
あー、そういう事ね。
俺がモテ………、、、...
大「は?俺がモテてる?
ヤスの方がもててるやん。最近女の子周りにいっぱい……」
安「その子らはみんな大倉が好きやの。」
大「へ?」
安「大倉と直接話すの緊張するからって俺の方来んねん。
やから、恋バナとか聞いたりしとって、最初は全然平気やったし、
大倉は俺だけのやしって思っててん。
でもな、最近、その…ソッチのも少ないし、
一緒におる時間減って、すごい不安で…」
ヤスは一気にそこまで話終えると、また泣き出した。
俺はてっきりヤスはソッチのことをあまりしたくない人やと思ってた。
それが逆に不安になってたなんて知りもしないで。
大「不安の解消になるならいくらでも抱くで?」
安「アホ、そういうことやないやろ」
大「不安になるななんて言わへん。
俺やって、そりゃ女子にモテてるヤス見て不安にもなるけどさ、
でもやっぱりヤスしかないなん、
俺、ヤス以外全く興味ないねん」
安「生徒会長も?」
大「生徒会長?なんで会長?」
…
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時