31 ページ31
〜黒〜
池にザリガニがいてそれを捕まえて観察する
緑「へぇ池にザリガニなんて居たんだ」
「うん、石どかしたら出てきた」
そっかって言いながら阿部ちゃんは康二の方に行った。
ザリガニを逃がしてスケッチをしている最中に少しドクドクと痛みが出てきた・・・。
阿部ちゃんか照くんに言ってもう病室戻ろうかな・・・・
ここで倒れて迷惑かけたくないから・・・。
「阿部ちゃん」
近くにいた阿部ちゃんに声をかける
緑「ん??どうしたの?」
「なんか少し動悸が・・・」
緑「え!!」
「すぐ治まると思うけど・・・病室戻っていいかな?」
緑「もちろん!!!1人で戻らせるわけにいかない!!照にここは頼んで一緒に戻ろう」
「え・・・」
緑「ちょっと待ってて」
阿部ちゃんはそう言って行ってしまった。
1人で戻れるのに・・・。
緑「お待たせ!!照がしょっぴーにも連絡入れとくって!!戻ったら一応、診てもらって」
「うん」
阿部ちゃんと2人で院内に戻ってエレベーターに乗り込んだ。
真昼間ってこともあってエレベーターは2人だけ
もう少しで目的の階に着くって時
-ガタン
大きく揺れて電気が消えた・・・。
緑「嘘だろ!!止まった?」
外部と連絡を取ってからそのまましょっぴーに連絡してる
緑「あ、翔太??今エレベーターで閉じ込められて・・・うん、蓮??」
「俺は大丈夫」
緑「今のとこ大丈夫って・・・うん分かった」
緑「エレベーターの外で待機してるって・・・エレベーターは10分くらいで復旧してくれるみたい」
「うん」
10分・・・
恐怖からそれともさっきの動悸がぶり返したのか・・・
ドクドクとまた嫌な音を立て始めた
痛い・・・
立っていられなくなってきて心臓を包むようにしゃがみこんだ
緑「蓮、痛い???」
「ごめ・・・少し・・・」
阿部ちゃんは着ていたジャケットをかけてくれた
空調も止まってるから肌寒さもある・・・
「はぁっ・・・痛い・・・」
ついつい口から出てしまうくらい痛かった・・・
405人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koukimisa051108(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます!続きも楽しみにしてます! (2022年8月20日 18時) (レス) id: 04bc6b1bb4 (このIDを非表示/違反報告)
yukino(プロフ) - orangeさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!リクエスト等あれば私でよければお応えもしますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年8月13日 12時) (レス) id: cab5d8e7ad (このIDを非表示/違反報告)
orange - 最高です❗続きも楽しみにしてます (2022年8月12日 23時) (レス) id: 247892270a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yukino | 作成日時:2022年8月12日 8時