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「A＝ソラーレ、君には死んでもらう」
そんなフューリーの発言にAは眉を動かすこともなかった。寧ろ、この地球で死ねるのなら本望だと心の底から言えるほど満ち足りていた
「っざけんな、」
フューリーの発言を肯定できたのはAのみで
クリントからは怒りの声が漏れる。ガタリ、と音を立てて立ち上がり今すぐにフューリーに抗議を述べようと考えていた
「待って、クリント」
そんな彼をナターシャは止める、止まらない
わかってるがナターシャはクリントの腕を無理やりにでも掴んだ
「見て」
顎でモニターを指す彼女に、クリント振り払う気持ちを抑えて再び視線を戻した
画面には先程とは変わり、新しい人物が映り込んでいた
『トニー』
突然入室してきたトニースタークにAは目を丸くした。なぜここに、そんな疑問はしっかりと彼自身によって払拭されていく
「ソラーレくんはもう死んだ。残念だよ、僕は大切な友人を亡くした。さて君は今からA・ポッツだ名に相応しい人生にしてくれよ」
『は、』
ばさり、と音を立てて目の前に書類が落とされる
拘束されているため中身は見れないが。A＝ソラーレに関する情報からトニーの言うA・ポッツについて
「君はペッパーの姪っ子だってな？どうやらヨーロッパ旅行の途中訳の分からない神兄弟に絡まれたって？そんな子を拘束だなんてフューリーはイカれてるよ。さあ、君はうちで保護しようA」
ここでようやく、Aの眉毛がぴくりと動く。というより引き攣っていた
同時に、クリントの眉毛も深く眉間に寄せられた
そんな彼を見てナターシャは笑みを隠し、スティーブは肩をすくめる。ここにいる誰にだってあのトニースタークの考えてる事なんか理解出来っこない
フューリーがカメラに向かって右手をあげると、Aを拘束していた器具は音を立てて外れていく
「で、早速で悪いがこれにサインしてくれるか？」
『……これ何』
「我社の雇用契約書、形態は僕の専属SP」
はは、笑えな。やってくれたなトニースタークよ
自分の覚悟を返してくれよ、と
皮肉を言ったところで饒舌な彼に勝てる訳もなく
Aの視線はフューリーに向けられた
「とは言え過去は消えない。完全に自由にするのは気が引けるのでな」
さてA、どんな処罰も受け入れるんだってな？
大人って、最悪
.
続く (更新停止中)
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翡翠(プロフ) - 初めてコメントします、、、！アベンジャーズとクリント・バートンが大好きでここに辿りつきました！めちゃくちゃ読みやすくてストーリーも面白くて一気に楽しませて頂きました！無理は言いませんので(むしろいくらでも待ちますので)続きが読めたら嬉しいです、、、！ (2022年6月7日 21時) (
レス) @page14 id: e65fca4c0e (このIDを非表示/違反報告)
おもちちゃん(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!また続きを更新してくださるのを待ってます! (2022年5月21日 14時) (レス) @page14 id: b3862cde2f (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます！私もMARVELがとにかく大好きで、他作品へのきっかけなどになって嬉しいです。お楽しみいただけるよう、マイペースですが更新していきますので宜しくお願い致します！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - でん太郎さん» コメントありがとうございます。そしてお気遣いまで頂きましてとても嬉しいです。素敵なご意見を頂いた上、引き続きお楽しみ頂けるよう執筆させていただきます！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 千紗さん» コメントありがとうございます。滞ったりマイペース更新ですが、お楽しみいただけてとても嬉しいです！ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 6eded9b577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年1月15日 0時
