【BTS】ヌナの優雅な日々 2

LOST 練習生編 5 ページ19

JINside

ポケーっとしてると
ユンギに叩かれて正気に戻らされる

YG｢ヒョン、あ、やっと気づいた
俺とホソク出かけてきますから！｣

HS｢やー、さっきまで自分もぼーっとしてたくせに｣

YG｢うるせぇーな、奢らねぇぞ｣

HS｢嘘です、すみません｣

ガチャ

NM｢あ、すみません
友達から連絡来て出かけます。

マンネたちも不思議がってましたよ。
ずーっとぼーっとしてるヒョンに
挙句の果て怖がって3人とも休みなのに練習しに行きましたよ…｣

JIN｢え、今何時？｣

時計を見ると
12時を指していて

どれだけぼーっとしていたか自分でも怖くなる

すぐに3人はでかけて
また1人になるとぼーっとした

ぼーっとしか出来なかった

Aに彼氏がいた


手は繋いだのか

ハグはしたのか

キスはしたのか、

その先もしたのか

どんな男だ

背は高いか

何度も同じことを繰り返していると
ふと玄関のほうから音が聞こえる

振り返る時に見えた窓の外は雨で
ひどい雷の音も聞こえた

｢...誰もいないかと思った...暗いんだもん｣

JIN｢え？！A
はやいね｣

そこにはAらしきもの
気づかなかったけどすごく部屋がくらい


｢早くないよ、もう19時
台風警報も出てる
チャット見た？
ほかの人たち帰って来れないから
それぞれ友人の家と練習部屋に泊まるって｣

そっか夜なら暗いよね...
それにしても
台風なの？？
みんな大丈夫かな

JIN｢もうそんな時間なの...
大丈夫かなみんな
あ、ごめん
ご飯の準備してないや、食欲なくて...｣

｢大丈夫？？熱かな...｣

JIN｢いや、考え事しててさ...
もう大丈夫｣

｢そっか...あ、みんなも大丈夫だよ外さえ出なきゃ安全だって｣

JIN｢え？！そんなに雨なのに帰ってきたの？｣

｢もう家の近くまで来てたから...｣

暗闇で話してるのにはなんか違和感を覚えた

JIN｢ごめん、電気つけるよ｣

立ち上がってスイッチを押す

｢あ、やめて！！！｣

JIN｢...つ！！！！｣

そこにいたのはA

びしょ濡れのA

白いワンピースはすけていて

そして
顔は雨じゃない涙のあと
殴られたあと

腕にはあざと擦り傷

｢見ないで...｣

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