【BTS】ヌナの優雅な日々 2

練習生編 1 ページ2

SUGAside

練習室に新しく入ったやつがいる

この世のものとは思えないほどハンサムだ

と、一時期噂になった

くだらんと俺は聞かなかったが
ホソガが見に行ってみようと言うので
ソクジニヒョンがノリノリになって
ナムジュニや俺を連れて

噂の練習生の使ってる部屋へと行く

するとドアから漏れてくるのは歌声

この部屋のドアにはあいにく窓がなく、
中の様子が覗けない、
隣にある部屋の一室からの窓のみ覗けるが
そこには講師しか入れない

そしてこの部屋は

JN｢この部屋ってさ...デビュー間近の子の練習室だよね…｣

NM｢俺達もまだ入ったことない...｣

HS｢新しい子だよね...｣

みんな要はこう言いたい

新しく入った奴が、先に入った俺たちよりも早くこの特別な部屋に入っている、

気にくわない

と、

YG｢気に食わねぇな｣

JN｢でもこの歌声...｣
HS｢認めざるを得ない感じです｣

その通りではある

練習室の外にまで漏れる、
漏れた声からも感じるハートのこもった歌声
ソウルフルでハスキーボイスを生かした歌声
才能とともに努力のあと後見えるのは
俺たちの耳からでもわかった

JN｢こんな子がデビュー出来る子なのかな...｣

ソクジニヒョンが言った言葉で
しんと静まる俺たち

確かに、ブロデューサーにはお前らデビューを近くに見て練習に励めとは言われたが
中々デビューできず
そしてついこないだ路線変更のさらに変更を聞いた

男女混合グループにしたい...

はっきりいって嫌だ

だが、俺たちはすべて投げ出してここにいる
練習生という肩書きをとれば他ににも残らない男だ

嫌とはいえず、

日々の練習をこなす

とぼとぼと、暗い足取りで来た道を戻り練習室に入る

JN｢練習生くん見えなかったね
ハンサムだなんて言うから見ようと思ったのに｣

そこで、ソクジニヒョンが
明るく言う

がみんな反応せず

ごめん、練習しよっかっと続けて音源をかけ始める

暗い雰囲気に何事かとマンネラインが
音源に合わせてダンスをし始める
マンネなんてビクビクしすぎて、ダンスに身が入ってないのが俺からでもわかる

そんな時
俺たちの練習室のドアからノックが聞こえた

コンコン

｢失礼します、

今日から皆さんとご一緒させていただきます

パク・Aです。94年生まれです
よろしくお願いします。｣

そこには、先の練習室から盗み聴いた声で話す
とてもハンサムな1人の少年が立っていた

練習室編 2→←1

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