小さな主と神様の戯れ 第2巻〜本丸本格再始動編〜【刀剣乱舞】

第78話 眠くなるまでのお絵描き、寝落ちと発熱 ページ34

No side

桜雪「つぎは…」(ｶｷｶｷ
次に描いたのは、
桜雪「いちゅきにぃに！(ｷﾗｷﾗ」
3枚目はこんのすけ、4枚目は石切丸、次は三日月、次は薬研…次から次へと皆の絵を描いていった。

そして、深夜2時を回った頃……
桜雪「ｽﾋﾟｰｯ ｽﾋﾟｰｯ)……まま……」
桜雪は疲れてベッドに戻らず、そのまま寝てしまった。最終的に描いた枚数は20枚近く。その描いた絵が床に散乱してる中、座布団の上で丸くなって寝てしまっていた。


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次の日、朝になり髭切が桜雪を起こしに来ると…
髭切「桜雪〜朝だよ〜…！？！？」
桜雪が苦しそうに座布団の上で倒れていた。
髭切は急いで桜雪に駆け寄り抱き上げた。
髭切「桜雪？桜雪！？どうしたの！？大丈夫！？」
桜雪は息苦しそうにしている。まさかと思い、額に手を当てると、
髭切「熱い…熱！？
それに、この部屋……」
桜雪は高熱を出していた。
それもそのはず、桜雪は昨夜眠れずに2時まで起きていた上にそのまま寝落ちした。布団を掛けずにそのまま寝たので、体が冷えて熱を出してしまったのだ。
それだけでは無い。
最近の悪夢の影響、ミニトマト作りの疲れ、日常の疲れも重なり、それに布団無しで寝るというトドメを指した事で高熱が出たのだ。

髭切はとりあえず、薬研の所に連れて行こうと桜雪を抱っこして立ち上がった。すると、抱き上げられた振動で桜雪が目を覚ました。
桜雪「ﾊｧ、ﾊｧ…？お…ひげ…？」
髭切「！！おや、目を覚ましたのかい？
熱があるみたいだから、粟田口の…えっと…薬くんの所に行って診てもらうけど、いいかな？」
それを聞いた桜雪はゆっくり頷いた。
髭切「よし！じゃあ、もう少しで着くから、我慢しててね？」
桜雪はまた目を閉じた。

髭切が薬研の元へ着くと、
髭切「えっと……薬くん！桜雪が熱を出したみたいなんだけど、見てもらえないかな！？」
薬研「何！？桜雪が熱！？髭切の旦那！診せてくれ！……あと、俺っちは薬研だ…(汗」
薬研は急いで桜雪の容態を見た。
薬研「うーん、39度5分……こいつはかなりの熱だな。治るまで少し時間がかかりそうだ。とりあえず額を冷やして体を温めよう。みんなには俺っちから話しておくぜ。
だから、髭切の旦那は桜雪を部屋の布団に寝かせてくれ。」
髭切「分かったよ。」
髭切はそう言って桜雪を抱っこして審神者部屋に行き、ゆっくりとベッドに寝かせた。

(野菜編の次はお熱編です…)

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