小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ36)

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第34話久方ぶりの陽だまりページ36

No side

静「静形薙刀だ。主、俺にはあまり近づかない方がいい…」
桜雪「……！！なんぢぇ…(泣さゆきのこちょ…きらい…なの？(泣」
静「ｱﾜｱﾜ)そういう訳では無い！ただ、主を壊してしまうかもしれぬ…」
(ｷﾞｭｯ
桜雪「ぎゅーなの！」
静形は優しく、ゆっくりと、壊れないように、抱きしめた。

桜雪「みんな！あるじじゃないの！さゆきなの！さゆきってよぶの！！」
折れてた/闇堕ちしてた刀剣達「あぁ！！桜雪！」

桜雪「にぃに…にぃにのおなまえ、まぢゃ、きいちぇない…(ｼｭﾝ」
伽羅「……………大倶利伽羅だ…」(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
桜雪「！！ﾊﾟｧ)からちゃん！！」(ｷﾞｭｯ
伽羅「！！抱きつくな！///」
桜雪「！！……ごめん…なしゃい…(涙」
こん「！？桜雪様！！……」
石切丸「大倶利伽羅さん、あの話を聞いていたんだよね？なら、桜雪の事は突き放してはいけないよ。この先も葵様からもらうはずだった愛情を、私達が注がなくてはならないんだ。あの話を聞いても、分からない君ではないよね？」
伽羅「……」
大倶利伽羅は離れてしまった桜雪の元へ行き、
伽羅「桜雪…その……すまなかった。桜雪の事が嫌いな訳では無い…」
桜雪「………じゃあ、しゅき？(ｺﾃﾝ」
伽羅「…………………………あぁ、好きだとも……あんたの霊力も、………あんたも……(照」
桜雪「！！ﾊﾟｧ)じゃあ、ぎゅーちてもいい？」
大倶利伽羅は無言で手を広げた。桜雪は迷わずその胸の中に飛び込んだ。ちなみに、同じ空間に居る伊達2振りは大倶利伽羅の成長と貴重なデレを見れて感動して泣いている。
こん「…これで大丈夫ですね！
では、地上へ戻りましょう！この地下牢はもう必要ないかと思いますので、後でわたくしが地下牢を消滅させておきます！」
青江「あぁ、後は任せるよ。」
石切丸「じゃあ、行こうか。(微笑み」

地上に戻って来た後、他のみんなが待つ大広間へ向かった。
そして、皆が再会を喜んだ。

光忠「鶴さん」
鶴丸「何だ？光坊！」
光忠「日の光って、こんなに明るかったんだね！忘れてたよ…(微笑み」
鶴丸「そうだな！主の…桜雪の霊力そのものだな、この陽だまりは」

これで本丸の全ての刀剣がまた揃った。
これからは、桜雪の笑顔を守る為に捧げようと刀剣男士達は強く心に誓った。

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一通りシリアス展開はこれで終わりです。
次回からは審神者ちゃんと刀剣達の絡みのほんわか日常をお楽しみください……