小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ11)

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第10話本丸生活2日目の目覚め、綺麗な青い神様ページ11

No side

この本丸に来て2日目の朝。
桜雪は今何が起きているのか理解出来ずに、固まってしまっていた。なぜなら……

？？？「ん？もう朝か…どれ、起きるとするか…
おや？主、目が覚めたのか？おはよう(ほけほけ」
桜雪「…………ﾎﾟｶｰﾝ(えっと、なんで、このかみしゃま、いるの？いちゅから、いるの？なに、してるの？…なんで、あるじ？でも、このきれいなかみしゃまも、いちにぃたちみたいにやしゃしいいろなの…)」

桜雪の頭の中は軽いパニック状態だ。
それもそのはず、昨日は居なかったはずの初対面の人が、朝起きたら隣で自分を抱きしめて寝ていたのだから、驚かないわけが無い。もっと言えば、驚きを通り越してパニックだ。

桜雪「お、おはよう？………えっと、あの、だーれ？(ｶﾞｸﾌﾞﾙ」
？？？「ああ！そうだったな。俺の姿を見るのは今が初めてだったな！はっはっはっ

俺は三日月宗近。11世紀の末に生まれた、まあ、要するに、じじいさ、はっはっはっ
主、これからよろしく頼むぞ。(ほけほけ」

桜雪の隣で寝ていたのはなんと、三日月だったのだ。

桜雪「みか…ぢゅき…おちゅきしゃま？…でもじじいっていっちゃから、じぃじなの？…きれいなじぃじ…」
三日月「じぃじか…可愛らしい主だな。好きな様に呼ぶと良いぞ(ほけほけ」
桜雪「じぃじ！じぃじは、さゆきにいちゃいいちゃい、いじわる、しない？」
三日月「！！……あぁ、もちろんしないとも。主の霊力はとても綺麗だ。それにこんなに愛らしい主を叩けるわけが無い。約束しよう。」
桜雪「ﾊﾟｧ)じぃじ！じぃじ！」
三日月「はっはっはっ、どうしたんだ？主よ。」
桜雪「ﾑｩ…あるじじゃないの！さゆきなの！さゆきってよぶの！」
三日月「そうかそうか！では、桜雪と呼ぶことにしよう。(ほけほけ」
桜雪「(っ*´ω｀*c)ｴﾍﾍ」

ｽﾊﾟﾝｯ
部屋の障子が開き、そこには薬研がいた。
薬研「おーい！桜雪！朝になったが、調子はど…う…だ………………！？！？三日月の旦那！？なんでここに！？というか、なぜ桜雪と寝てるんだ？(ｼﾞﾄｰ」
桜雪「あ！やげん！おはよう！もうげんきなの！」
三日月「薬研か！早起きだな！はっはっはっ」
薬研「いや、質問に答えてくれ、旦那……(呆れ)
まあ、いい。主と認めたならそれでいい。」
三日月「ああ、それならば、もう既に本丸のほとんどの者がこやつを主と認めておるぞ？」

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