∞のクセが強い子2 (ページ12)

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「おいーーー！何してんだーーー！」

待ってろ丸ちゃん、今助けに行くぞ！！

「おい、お前何してんねん」

座ってた丸ちゃん立たせて背中に隠す

相手はキャップ深く被ってるから顔が見えない

「あのA…？」

丸ちゃん、震えてるじゃん

「怪我ない？何されたの？」

「いや、その…」

「ちょっとと声かけたぐらいええやんか」

「は？まるっ、この子嫌がってたやんか」

「嫌がっとらんし、よく見てみーや」

すごい挑発的に話しかけてくるキャップ男

「はぁ？お前ええ加減に「A！もうええから！」え？」

丸ちゃん、こんなやつかばう必要無いよ？

「よく見て！怪しい子じゃ無いから！！」

「いや、どう見ても怪しさしか無いんですけど…」

ニヤニヤ笑ってますよ？

「だから………もう！帽子脱いであげて！」

「気づくと思ったんやけどな…笑」

そう言ってキャップを取った男

キャップの下は

「え？」

「ね？不審者じゃ無かったでしょ？」

「酷いやつやでほんまに」

「に、錦戸……？」

「おう、錦戸や」

よく知った顔だった