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MH「はいこれ」
『、ケーキ?また?』
MH「またって言うならあげませーん」
『いや!いりますいります!!ありがとうございます!』
今日は桃のケーキだよ〜ってハァ可愛いなぁ
MH「食べながらゆっくり話してよ」
.
『どっから話せばいいかな、それとも単刀直入に言う?』
MH「ヌナの楽な方で」
『んー、』
ひと口ケーキを食べて
んんんあっまーいってして
気持ちを落ち着かせる。
ハオくんはゆっくりでいいよって言ってくれてるけど勢いで話さなきゃ話すのやめそうだな私
『…私さ』
MH「うん」
『男性恐怖症なんだよね、』
MH「…今は?」
『セブチのみんなは大丈夫になった方なの、最初は本当に大変だったんだ。頑張って隠してたけどその様子に気づいたハニ達が同い年にだけでもいいから話せって』
MH「ヒョン達は知ってたんだね」
『うん』
またひと口
『みんなに話したいとは思ってたけどやっぱりキツくて』
『いくら安心しているみんなでもやっぱり異性が13人もいるとまだ怖いんだ。』
MH「何か原因はあるの?」
『…それはまだ誰にも言ってないんだけど』
.
今から数年前
私がまだ大学生だった頃
平穏な生活を送っていたはずなのにそれは一瞬で崩れた
私のお父さんは韓国でトップスリーに入る貿易会社の社長で、小さい頃からお嬢様として育ってきた私はそれなりにいじめにもあっていた。
だから環境がガラッと変わる大学で、お嬢様であることを隠して過ごしていた。
洋服も持っているものもみんなと同じような物に
“平均”を求めて暮らしていたんだ。
何もかもがうまくいっていてはじめての彼氏もできた
結構長く付き合ってたと思う
けどある記事がきっかけで私たちは簡単に赤の他人となった。
【◯◇会社代表取締役:ユン氏、大麻所持】
とにかく、とにかく恥ずかしかった。
みんなはわからないだろうと思っていたけど秒でTwitterに私の画像が載った。
お父さんとお母さんは当たり前だが離婚
私はお母さんと暮らすことにした。
Twitterを見た同級生達が一気に掲示板にあげた。
金持ちだったことを隠してた
平民を馬鹿にしていた
彼氏を弄んでた
昔はいじめていた
デタラメの方が多くて、次の日大学に行っても私に話しかけてくれる人はいなかった。
友達も消えて、よってくるのは身体目当ての男
今の私なら何したって平気だろうと思っていたんだろう
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赤福食べたい(プロフ) - たああたあたたたーーー尊い!!! (2022年12月10日 11時) (レス) @page31 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
膝の上(プロフ) - 〇〇さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2022年9月20日 17時) (レス) id: 666032b504 (このIDを非表示/違反報告)
膝の上(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメントありがとうございます!本当ですか?!嬉しいです(о´∀`о)更新頑張りますね!! (2022年9月20日 17時) (レス) id: 666032b504 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - おああ!続きが気になる!! (2022年9月17日 15時) (レス) @page21 id: dc7d3a4bc1 (このIDを非表示/違反報告)
赤福食べたい(プロフ) - 今までに無いお話で大好きです!更新頑張ってください(* ´ ˘ ` *) (2022年9月3日 14時) (レス) @page21 id: ae3f32f87f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:膝の上 | 作成日時:2022年8月5日 16時