【Fischer's】七色の色

5 C o l o r ページ7

｢アスレチック___ですか?｣



翌朝、マサイの家。


家を出る前に、シルクから動きやすい服で来てと言われた私は、高校の時に使っていたジャージを身につけてきたのだが


その理由を聞くと、シルクは自分のスマホを私に向けた。



スマホに映っていたのは、楽しそうなアスレチックの画像。



私は想定外で、思わず声を漏らす。


ン｢体動かす動画をたまに撮るんだよね。それで多いのが、アスレチック。
全国各地にある、楽しそうなアスレチックに行って回ってるんだよ。｣



｢いいですね、楽しそうです!!｣



私は、体を動かすことは嫌いじゃない。むしろ好きだ。

勿論、アシスタントとして行くのだけれど


ワクワクして仕方が無い。




マ｢はいこれ。俺達のアシスタントさんへ。｣



｢______?｣



よし行くか、そうシルクが立ち上がってすぐ

私の首には何かがかかる。



｢カメラ...?｣

マ｢俺のお古、あげる。これで、好きなもの撮ってよ。｣




お古とは思えないくらい、綺麗なカメラ。

それを私の首にかけたマサイは、何処か嬉しそうに笑って黒いリュックを背負った。








マ｢行こうぜ。｣





...そんな君は、黄色。


______

!?!!!?な、な、なじゅ!!!!!

...お、お気に入り70人......本当にありがとうございますうううぅ!!!!!!!!!

6 C o l o r→←4 C o l o r

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す