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報告。 ページ10

大学に入り、バタバタとした毎日を送りながらも、
それなりにエンジョイするキャンパスライフ。

飲み会にも参加して、男のコともそれなりの交流を交わすけど
それ以上踏み込むことも、踏み込まれることもなかったまま。

初めて手を繋いでデートをすることも、
初めてのキスも…ぜんぶ、ミンスが初めての経験…。

高校生の時から、「友達」と言いつつも、
暗黙の了解…のような雰囲気で好意を寄せていたわたしとミンス。

だから、付き合い始めて「友達」はしないスキンシップに
照れや戸惑いはあっても、躊躇いや違和感はまったく無かった…。

だけど、他のカップルのようなハートが沢山舞うようなラブラブな雰囲気とも
少し違う…。

付き合い始めて一ヶ月が過ぎる頃…。

タイミングが合ったドンヘと三人で食事に行くことになった。

ミンス「今日、ドンヘと飯行くんだけど。Aも行く…よね?^^」

「…え?ぁ、うん。いいけど^^」

ドンヘとは高校を卒業して以来、仲間を交えて年に何度か食事をする程度で、
その時に、最近の出来事をぽつりぽつり報告する程度だった。

その時、何度かドンヘが口にしていた言葉。
「お前、ミンスとはどうなってんの?^^」とか、「ちゃんとミンスに手紙書いてやれよ^^」
とか…。

わたしとミンスのことを心配してくれるお節介でありがた迷惑な忠告ばかり…。

そんなドンヘに、今のわたしとミンスのことを報告したら…
ドンヘはきっと喜んでくれるんだろうな…って思ったわたしの予想通り。

ミンスの報告に、満面の笑みを浮かべて祝福してくれた。

DH「ミンスヤ…ほんっとによかったな!!^^おめでと…^^」

ミンス「ん…^^ありがと…^^まぁー…時間かかったけど…ドンヘのおかげー…かな?^^(笑)」

DH「^^(笑)」

目の前で交わす熱い握手を、わたしは黙って眺めていた。

その昔、ドンヘが言った「お前も早く誰か見つかるといいね^^」って言う言葉…。

「…^^」

食事の後、この近くでバイトをしているミンスはわたしとドンヘとお店の前で別れた。

DH「A、お前…方向どっち?^^」

「…○○○」

DH「じゃー…お前先に降ろすよ^^」

そう言ってタクシーを拾うため道路脇に立つドンヘ。

タクシーの後部座席に二人…。

何故か…お互いに窓の外を見つめる。

DH「…でも…」

突然ドンヘが口を開く。

「…ぅん?」

ドンヘの方を見ても、ドンヘは窓の外を眺めたまま…。

窓ガラスに映るドンヘの顔…、、、

まさかの…。→←二十歳の冬。



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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