first love...*Donghae...

無理なお願い…。 ページ6

DH「A…お願いがあるんだけど…＾＾」

今日もまた、お昼ごはんの後。

あれから何日も過ぎて、徐々に落ち着きを取り戻したわたしの心。

「好き」な気持ちが小さくなるはずなく、
だけどこれ以上大きくしないように必死に努力する…。

ドンヘの前では出来るだけ今まで通り…。

たまに見せる「彼氏」なドンヘにこっそりと胸を痛める…。

話したことのない彼女に見えない「ヤキモチ」を妬く…。

DH「日曜日さー…一緒に出掛けない？？＾＾」

「は…？」

DH「日曜日＾＾一緒に出掛けない？？＾＾」

「…なに…？(汗)誰と？？(汗)」

DH「オレと＾＾ヘジンと…＾＾」

「ヘジン」は、ドンヘの彼女。

「………」

フリーズするわたし…。

DH「…A？＾＾(笑)」

「行くわけないじゃん…(笑)」

DH「なんで(笑)」

「は？それデートでしょ？なんでわたしが行くの？絶対行かない！」

DH「んー…オレとー、ヘジンとー、Aとー…ミンスで…＾＾」

…ミンス。

ヘジンと同じクラスで、ドンヘと一年の時に同じクラスだったミンス。

ドンヘと一緒にいる時に、ぽつりぽつりと話したことがあるだけ…。

「…ますます意味がわかんない。」

DH「Ｗー…デート…？？＾＾」

「………。」

DH「ん？？＾＾(笑)」

「Ｗの意味がわかんない。てゆーか…何もかも意味がわかんない…。」

DH「なんでだよー(笑)いーじゃん、行こ＾＾」

一人、ウキウキしてぽわわんとした楽しそうな顔。

「いつも思ってるけど…やっぱりバカだよ。ドンヘって。」

DH「は！？(笑)」

「大体、三人は仲良いかもしれないけど、わたし…そんなとこ行っても気まずいだけじゃん！(笑)考えたらわかんない？(笑)オッケー♪＾＾って行くと思った？」

呆れる…。

DH「…(笑)別にオレとは仲いーし。ミンスとだって少しくらい話したことあるだろ？(笑)ヘジンとだってすぐ仲良くなれるよ＾＾」

「…なんで仲良くしなきゃいけないの？」…って言えない…。

DH「ヘジンにもミンスにももう言っちゃったし、行き先も決まってるんだけど…」

また…一人で勝手に困ってしょんぼりしてる顔…。

「行かないよ？無理。絶対。」

DH「A〜〜〜〜(笑)頼むから一緒に行こう！ん？＾＾」

わたしをゆさゆさと揺さぶる。

「やぁーめぇーてぇー(汗)」

こういう時…何が正解なのかわからない…。

彼女がいる好きな人の滅茶苦茶なお願いを「わかった」って聞くべきなのか、
最後の最後まで「無理！」を押し通すべきのか…。

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