匂い…。 ページ39
食事を終えてお店の外に出ると、いつの間にかもう雪は止んでいた…。
「んーーー(汗)寒い(汗)」
DH「ぉおぉお(汗)寒っ(汗)」
自然に小走りになる二人…(笑)
助手席に行こうとしてるドンヘに、「大丈夫!!」と声をかけたのに、
ドンヘは聞かないでドアを開けてくれた…。
「もー…(汗)」
DH「(笑)」
車の中もひんやり冷たくて、エンジンをつけてすぐにヒーター全開…。
「さーぶーいー…(笑)」
DH「ほんっとに寒い…(笑)」
車が温まるまでの少しの間、二人で唇をガタガタさせながら
寒い寒いを連呼する…。
「…??」
ドンヘが、後部座席に身を乗り出して何かをガサゴソしてる…。
「…なんか取りたいの??」
DH「ん……」
「………」
DH「あった!^^」
「??」
車の中は、駐車場の街灯の灯りだけが射し込んでうっすら明るい。
だからドンヘが何を手に持ってるのかよくわからない…。
ドンヘの手元をじっと見ていると何かを広げて整えてる…?
DH「…^^」
わたしの首に手を回す…
「………」
マフラー…。
DH「ん^^ちょっとは温かい?(笑)」
「…(笑)」
顔の半分を隠すくらい…ぐるぐる巻きにされたわたし…。
ぐるぐる巻きにされた瞬間から、ドンヘの匂いでいっぱいになった…。
「…なんか…くさい…」
DH「!?(笑)」
「…(笑)」
DH「ほんとに?(笑)」
「うんん…(笑)嘘…(笑)」
DH「ヤー(笑)」
「^^(笑)」
それからちょっとして車は走り出した…。
「もうクリスマスも終わったし…今年も終わりだねー…^^」
窓の外を見ながらドンヘに話しかける。
DH「んー。」
ドンヘにしては反応が薄くて、ふとドンヘの顔を見ると
珍しく…ちょっと真顔でぼんやり気味だった…。
「…疲れた…??」
DH「ん??」
「…大丈夫??」
DH「??。なんで??^^(笑)」
「…なんか…(笑)ぼーっとしてるから…(笑)」
DH「誰?オレ??」
「…しかいないじゃん…(笑)」
DH「オレが…なに??^^」
「……(笑)なんでもない…(笑)」
DH「!?(笑)なに!?(笑)なんだよ(笑)」
「なんにも!!もういいの!!(笑)」
DH「気になるじゃん!なんだよ!(笑)」
「しつこいよ(笑)」
DH「はっ…(笑)」
「もう危ないからちゃんと運転して(笑)」
DH「おしえてくれてもいーじゃん!(笑)」
それから他にも、くだらないことで騒いでるうちに家まであと少し…。
「まだ帰りたくない…」なんて絶対言えないけど、
名残惜しい…。
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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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