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泣いて、泣いて、泣いて…。 ページ2

学校から帰って、オンマにただいまも言わないで部屋に閉じこもった。

力まかせに部屋のドアを閉めて、ベッドにダイブした…。

「………(泣)」

枕に顔を埋めて、十秒も経たずに視界がじわじわとぼやけた…。

枕に顔を埋めて、声にならない声を上げて泣いた…。

これでもか…って言うくらい…延々と…、、、

それでも涙は止まることを知らなくて、
泣きながら、わたしはもう…一生泣き止めないんじゃないか…って思う程…。

この悲しみは、まるでこの世の終わりで、
もう全てが終わってしまった…。

終わってしまえばいいのに…って思った…。

夕方、薄暗かった部屋は、いつの間にか夜になって真っ暗になっていた。

途中、「どーしたの?ごはんは?」と聞いたオンマに、顔を伏せたまま
「いらない!」と応えた…。

「…さむ…(泣)」

重たい体を起こすと、泣き過ぎで頭がもの凄く重い…、、、

顔中の涙を拭いて、しばらくぼーっとする…。

そしてまた、思い出したようにじわじわと押し寄せる悲しみ…。

それは涙となってまた、わたしの目から零れ落ちる…、、、

いつもなら、お腹が減って仕方がないのに…

もう何も口にしたくない…食欲をどこかに忘れてしまった…。

暗闇で…いつの間にか眠ってしまった…。

「A!!昨日から何ー!?遅刻しちゃうわよー!?」

オンマのキンキン声で目を覚ます…。

「………」

オンマ「ちょっと何!?その顔!!(汗)どーしたの(汗)」

「…ぇ…?」

ぼやける視界…

目を開けようと思ってるのに開かない…、、、

オンマ「熱でもあるの!?(汗)」

オンマがわたしの額に触れる。

オンマ「熱はー…ないけど…、、、」

「…今日…、、、休む…、、、」

気が付いてるのかいないのか…
オンマは何も言わなかった。

トイレに行く時、ふと鏡に映った自分の顔…。

人間…泣き腫らすとこんな顔になるんだ…、、、

朝、目が開かなかった原因がすぐにわかった。

オンマに言われて一日中冷やし続けた…。

ベッドの中…ひんやり冷たいタオルの下で閉じてる目…。

油断をしたらまた…ダムが決壊してしまう…。

唇をぎゅっと噛み締めて堪える…。

夜ごはんの時には大分マシになっていた。

明日は学校に行かなくちゃ…、、、

行って…

顔を見たら…

わたしはどうなっちゃうんだろう…?

ちゃんと…

今まで通りに出来るかな…?

緊張…。→←★ごあいさつ★



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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