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41話 ページ1

無事合流地点に着いた。

そこにはロイドとリチェを含め6名、自分とハンジさんを含めると8名とほかの班よりメンバーが多い。

「お、普通に立体機動出来てんじゃん」

地面に飛びと降りるとロイドが駆け寄りながら声をかけてくれた。

「うん、なんとかなりそう」

訓練兵時代のロイドは頼りなく、おっちょこちょいで直ぐに自爆してしまうような危ない感じであったが、この2年調査兵団の兵士として成長したようだ。
昔の自分では考えられないが、とても頼もしい。

「よし、全員集合!」

ハンジさんの声に班員全員が彼女の元へ集まる。

「今日から駐屯兵のA・ミィシェーレがこの班に加わる、今度ある壁外調査の協力として参加してもらうからね。まずは団体行動だ、その後は誰と連携するか決めよう、1人で巨人と対峙するのは危険だからね」

は!と全員声を揃えて返事をする。

ついに団体での立体機動だ、迷惑をかけないよう頑張りたい。

班員に挨拶を済ませ、早速森林の中を移動になった。
本作戦時は周りにこのような立体機動に適した環境ではないため、馬に乗っての移動になるようだ。

「やぁ、ミィシェーレ」

「! モブリットさん、どうも」

彼は第4班の副班長、モブリット・バーナー。ハンジ分隊長の側近だ。
彼のことはリチェやロイドから話のネタとしてよく登場していた、無理難題ハチャメチャな言動をするハンジさんのいわるゆストッパーだ。
話を聞くだけで同情してしまいそうな時があるほどハンジさんに手を焼いているらしい。

「我々のスピードに難なく付いてこれそうだな、さすが首席で卒業しただけある」

「いえ、そんな」

「本番は馬に乗っての移動が主になるが、全く使わないという訳では無い、しっかり今のうちに感覚を取り戻しておいてくれ」

「了解です」

「ふむ、話しながらでも立体機動は問題ないようだな」

「!」

確かに、最初はそんな余裕はなかったが、今は大丈夫だ。訓練兵時代の時のように動ける。
そうこうモブリットさんと話しているうちに一旦地に降りた。

ずっと会話をしてくれていたのはもしかしたらこれも訓練なのかもしれない、班員とコミュニケーションを取りながら飛び回るのは当たり前のことだ。

42話→



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やし野(プロフ) - Soleilさん» ありがとうございます、絵を褒めてもらえるのは嬉しいです!! かっこいいと言われて主人公くんも喜んでるはず!笑 (2018年7月10日 17時) (レス) id: 3f26a78505 (このIDを非表示/違反報告)
Soleil(プロフ) - イラスト拝見させて頂いたのですが、めっちゃかっこいいですね!絵がとてもお上手ですね (2018年7月10日 14時) (レス) id: bc0cb92646 (このIDを非表示/違反報告)
やし野(プロフ) - Rainさん» 嬉しいお言葉たくさんありがとうございます〜!マイペースに頑張っていくので宜しくお願いします!! (2018年7月2日 17時) (レス) id: 3f26a78505 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - すっごく面白いです!!これからも頑張って下さい!応援してまーす!更新楽しみにしてます! (2018年7月1日 22時) (レス) id: e08e47c2f9 (このIDを非表示/違反報告)
やし野(プロフ) - Soleilさん» ありがとうございます。コツコツ書いていくので今後とも宜しくお願いします(^O^) (2018年6月25日 21時) (レス) id: 3f26a78505 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やし野 | 作成日時:2018年3月31日 23時

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