Sweet Lesson2

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「えっ、いいの？」







「うん、来週の火曜にジムで会うし。」






「じゃあさ俺の連絡先伝えてよ、アゴでてる後輩が久しぶりに会いたがってるって言ってくれれば伝わると思うから笑」







「うん笑 分かった！」







その後もニカの会社での話やジムの話で盛り上がった








「あー、めっちゃ食べたわー。そろそろ行く？」






「そうだね」






当たり前のように会計を済ませてくれたニカにつづいておじさんに一言挨拶して店を出た






「焼き鳥めっちゃ美味かったわ、お店の雰囲気もいい感じだし俺通っちゃうかも」






「ふふ笑確かに、ニカが好きそうなお店だよね」






「ねね、また行こうよご飯」






「うん！じゃあ空いてる日連絡するね」






「わかった」







そうして2人で車に乗り込んだ







車に乗ってからはお互い沈黙で






あーこのニカとの落ち着いた感じがすごい好きだったなぁなんて思ってると






「…Aさ俺と付き合ったこと後悔してる？」







「え…なんで？」






「いやなんか付き合って半年経った頃ぐらいからお互い忙しくて2人の時間がつくれなくて、寂しい思いいっぱいさせたから…」








「っそんなことないよ！ニカと付き合ってたときすっごく楽しかったし、たくさん幸せもらったし、私は後悔なんてしてない！」







私のあまりの勢いに目を丸くして固まってるニカ







「別れ方はなんか自然消滅みたいな感じになっちゃったけど、ニカと付き合えてほんとによかったと思ってる…」






急に恥ずかしくなってだんだん声が小さくなっていく私






そんな私を見て






「っはは笑」





って無邪気な昔と変わらない顔でニカが笑った







「ちょ、真面目な話してるのに笑わないでよっ！」







「ごめんごめん笑 なんかA必死すぎてつい笑
でも、Aから正直な気持ち聞けて良かった」






もしかしてニカ私と中途半端に別れたことずっと気にしてたのかな、

だから今日ご飯行こうって私を誘ったのかな、




そう思うと何かこみ上げてくるものがあって





勝手に1人で泣きそうになった






「ニカありがとう、ほんとに」






涙を堪えながらニカにお礼を言うと







「ん、こちらこそ。これから幸せになれよ」







ってすっごく優しい瞳を向けられた

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