Sweet Lesson2

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「まゆありがと〜」






「頑張ってねA！あ、いつ言うの？」







「んー、なんかね私が目標達成したら2人でご褒美にどこか行く約束してるからその時かなぁ」







「そっか、じゃあもう少し先だね」







「うん、また日にち決まったら言うね」






その後、お互いデスクに戻った






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金曜日で明日が休みってこともあって



いつもよりやる気がでて午後はあっという間に時間が過ぎて仕事もはかどった







「よし、おわり！」







ずっとパソコンと向き合ってたから目が疲れたなぁ






「玉ちゃんそれ終わったら帰っていいよー」







「わかりました！今日いつもよりはやいですね」







「この後ジムに行かないといけなくて…」







「あ、なるほど。じゃああの人に会うんですね」






ん？あの人……







「あ、太ちゃんのことか、」







「そうっ！その人、あの人にいつも担当してもらってるんですか？」







「いや、別の人だよー」







「なんて人？」







めっちゃ質問してくる玉ちゃん







「北山さんっていう人」







「ふーん、じゃあAさんはその人の事が好きなんだ」






「えっ…」






なんで！？なんで分かるの？


って1人でパニック…





「Aさんと、仲良い人との会話聞いちゃった」






えっそんな大っきな声でお昼話してたかなぁ



って思ってると






「俺もそのジム通おうかな〜」





ってとんでもないことを言い出した玉ちゃん







「ええっ！？なんでそうなるの」






「ちょうど体鍛えたいなぁって思ってたし、なによりその北山さんって人が気になる」





「……」







まぁジム通うことは玉ちゃんの自由だから何も口だしできないよなぁ






「Aさんの好きな人ってどんな人なんだろ〜」







って呑気にそんなこと言ってる玉ちゃんに






「もうあんまりジムまで時間ないから帰るね！おつかれ！」






って挨拶して急いで会社を出た









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まずい、かなりまずい





玉ちゃんがあのジムに通うことになったら


私がひろにデレデレしちゃってるとこを見られるってことなる




そんなの恥ずかしすぎる

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