Sweet Lesson2

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「もしかしてAさんの好きな人って…」





「いや！違うよ？ 太ちゃんじゃない」




「ええっそうなんですか、めっちゃ仲良さそうでしたけど」




「んー何回かご飯とか行かせてもらってる感じ」





「じゃあ今度俺ともご飯行きましょう！」




「えっ…！」





「俺めちゃめちゃ美味しいカレー屋知ってるんで」





「んーカレーかぁ、いいね！」





「じゃあ決まりー、日にちはまた適当に空いてる日で」





「わかった！」





そのあと玉ちゃんと色んなお話をして

知らなかったことをたくさん知れた






話してると家までの道がすっごくはやく感じて

あっという間に家に近くまで着いた





「ここで大丈夫！もうすぐそこだから、送ってくれてありがとう」





「いえいえ、Aさんとたくさんお話しできて嬉しかったんで！次はカレーですよ！」






「うん笑 じゃあおやすみ」






「おやすみなさい」






そうして玉ちゃんの後ろ姿を見送った








ーーーーーーーー


久しぶりに飲みすぎたせいか


家に帰ってお風呂も入らずに


ベットで眠ってしまった









「はっ」





急に目が覚めて時計を見ると


まだ朝の4時だった





「あー頭痛い、とりあえずシャワー浴びよ」






シャワーを浴びながら


昨日の飲み会のことを思い出してた




田畑さんに絡まれた時玉ちゃんが上手く話題を振って助けてくれた




あんまりそういうことするイメージじゃなかったから意外だったなぁ





今日また会ったらお礼言おうかな





お風呂から出てタオルで髪の毛を拭きながら

携帯を見ると


ひろから不在着信がきてた



えっ




時間を見てみると私が帰ってきた30分後だった





どうしたんだろ、




久しぶりにひろの声が聴けるチャンスだったのにってちょっとがっかりした






今日の夜掛けてみようかな、電話






そう思って身支度を整えた




ーーーーーーーーー

会社に着くなり





まゆに飲み会でのことを謝られた





「ほんっとごめん、今日の朝渉から聞いた」






「大丈夫だよー 私何もしてないし笑 」






「今度なんか奢るね！」






「ほんと！やったぁー」






「じゃあまたお昼ね！！」






「はーい」





まゆと別れて自分のデスクに向かうと





なにやらぐったりしてる玉ちゃん

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