68 ページ28
「朝はパンの方がいいですよ〜、なんかパンの方がさっぱりしてるし」
「パンなんて腹もち全然良くないよ」
「ご飯とか朝から重たすぎます!」
私は絶対的にご飯だったから
玉ちゃんのご飯派否定発言に
ムキになってしまって…
「いやご飯!」
「パンです!朝はパン、パンパパンって言うCMあるじゃないですか」
「そんなのご飯だってあるよ!」
っていうすっごくくだらない言い合いに発展した
「もういい!玉ちゃんとは分かり合えない!」
って言った瞬間
「わっ!」
あんまり前を見てなかったせいで
小さな段差につまずいてしまった
やばい、こけるっっ!
って思ったら
“バッ”
玉ちゃんに腕を掴まれて
抱きとめられた
「っぶね…」
玉ちゃんとの距離が近くて
心臓の鼓動がはやまった
「っごめん…// 」
これ以上近くにいると
おかしくなっちゃいそうだったから
バッて玉ちゃんから離れた
「びっくりしたー Aさんやっぱり酔ってる」
「うん、そうかも…」
なんとなく気まずいなぁって思ってると
“ギュッ”
っ//
急に握られた手
「Aさん危なっかしいんで」
びっくりしてる私にそう言った玉ちゃん
急に玉ちゃんに男を感じて
ドキドキしてる心臓
でもね、顔を上げて玉ちゃんを見ると
耳が真っ赤で、
ふふっ笑って玉ちゃんに気づかれないように笑った
手が繋がれたまま駅まで歩いた
駅に着いて電車を待ってると
「あれっ?Aちゃん?」
「えっ太ちゃん!?」
恥ずかしくなってバッて繋がれてた手を放した
そしたらあからさまに不機嫌な顔の玉ちゃん
「誰?知り合い?」
「私が通ってるジムのインストラクターさんだよ」
「はじめまして、ジムのインストラクターしてます、藤ヶ谷太輔です」
いつものキラースマイルで挨拶した太ちゃん
「はじめまして、Aさんとおんなじ会社で研修生として働いてます、玉森裕太です!」
それにゆるふわ笑顔で返す玉ちゃん
リアル王子が二人っっ!
なんて豪華なのっ…
1人で感激していると
「じゃあちょっと急いでるんですみません、またジムでねAちゃん」
「あっはい!」
そう言って太ちゃんは颯爽と去っていった
「…めっちゃイケメン」
ボソっととなりの玉ちゃんが呟いた
504人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むぅ(プロフ) - ゆみさん» さっき公開しましたのでぜひ読んでいただきたいです(´∀`) (2018年7月9日 7時) (レス) id: 54dc6039c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 分かりました!楽しみにしていますね♪ (2018年7月9日 7時) (レス) id: aacf9119ab (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ありがとうございました!これからも応援してます。 (2018年7月9日 6時) (レス) id: 220f4fceed (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - なおさん» 今公開しました!これからもSweet Lessonをよろしくお願いします( ; ; ) (2018年7月9日 6時) (レス) id: 54dc6039c3 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ありがとうございます!全体公開を楽しみに待っております。頑張って下さい!応援しております。 (2018年7月9日 6時) (レス) id: 220f4fceed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぅ | 作成日時:2018年6月11日 20時