Sweet Lesson2

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「玉ちゃんフィーバーって笑」




「きっと今日の歓迎会でもたくさん声かけられるんじゃないかなぁ、あの感じだと」




「まー、ふわふわしてるけど理解もはやいし正直あんまり教えることもないんだよね」





「仕事もできるのか、恐るべし玉ちゃん」





「でも玉森くんちょっとチャラいよ？」





「チャラいの！？そんな風には見えないけど…」




「だって会ったばっかりなのに私のことかわいいとか言ってきてさ…」





「ええっなにそれ！ちょ、詳しく聞かせて」




「いやだから––––––」




昨日の朝の出来事をまゆに話した




「それさ、ほんとにお世辞なのかな？」




「いや絶対そうだよだよ、玉森くんからしたら私なんておばさんだし…」





「んーなんか玉ちゃんって素直って感じだから、そういうのさらっと言えるのは意外かも」





「だよね！だからびっくりしちゃって」





「…Aモテ期到来？笑」




「今っ！？笑 からかわないでよ〜」




「あはは、ごめん笑」





まゆと話してたら時間があっという間に過ぎていった





「じゃあ歓迎会でね！」





「私今日ちょっと残っていくからA先行ってていいよー」




「わかったー」





ーーーーーーーー


「終わったー！」



キリのいいところまで仕事を終わらせることができた



ふぅーって伸びをしてると



「Aさん、今日の歓迎会行きますか？」




って玉森くんに聞かれた




「うん、行くつもり」




「お店まで一緒に行きません？」





「ほかの研修生の子と行かなくていいの？」




「はい！」




「んーじゃあ行こっか」





会社を出て2人でお店に向かった






「Aさんってお酒強い感じですか？」





「強い方だよ、顔はすぐ赤くなっちゃうけど」




「じゃあ今日はたくさん飲みましょう！」




「そうだね、久しぶりに飲もうかなー。玉森くんたちの歓迎会だし」




「やった！」



なんか玉森くんが子供みたいで



「ふふ笑」




思わず笑っちゃった





「あー今俺のこと笑ったでしょ」




「んーごめん、なんかかわいくて」




「かわいいっていわれても俺男だから嬉しくないよ」




「じゃあなんて言ってほしいの？」





「玉森くんかっこいいっ！って言って？」




そう言ってすごいキラキラした目でみつめてくるから




ふふふってまた笑っちゃった

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