Sweet Lesson2

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「こちらこそ。またしてね、デート」




デートの部分を強調してニヤッと笑ってそう言った太ちゃん




「っっ//」




私の反応を見ながら車に乗り込んで



「またね」



そうしてキラースマイルを残して去っていった




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家に帰ってもまだドキドキが止まない私の心臓




近かったなぁ、




もう頭が追いついていかないよ





「あっ、そうだおでこ！」




おでこが赤いのを思い出して洗面所へ急いだ





鏡を見るとやっぱり少しだけ赤くなってる私のおでこ




ほんと太ちゃんに頭突きをかますなんて私ってほんとバカ




太ちゃんにいわれた通りおでこを冷やそうと冷蔵庫へ向かった




「えっと、保冷剤は〜っと…あった！」





保冷剤をおでこに当てながら太ちゃんにお礼と謝罪のラインを送った





A今日は本当にありがとうございました!とっても楽しかったです!





A頭本当に大丈夫でしたか?ほんとにすいませんでした!





送るとすぐに既読がついた





藤ヶ谷さんこちらこそ時計無事買えてほんと助かった





藤ヶ谷さん頭は全然大丈夫だから気にしないでね。




藤ヶ谷さんおでこはやく治してね





Aはい!




うさぎがぺこぺこしてるスタンプも一緒に送った





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お風呂に入りながら

今日のことを考えてた




太ちゃんにドキドキする時間が多くて


なんか疲れたなぁ




それにしてもあの顔であの性格であの行動




モテないわけがない




常に私をエストートしてくれて


気遣いがほんとにすごい





私もあれぐらい気遣いができるようになりたいなぁ





お風呂からでて髪の毛を乾かしてリビングに行くと




ちょうどスマホが鳴った





画面を見るとひろからで



急いで通話ボタンを押した

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