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No.60 ページ22
結人「今しばらく､この感動を共有するのは耐えてほしいでござる｡」
私がそういうといたずらめいた笑顔を浮かべ陽はこう言った｡
陽「じゃあ､2人だけの秘密ですね!」
そのあと遠くから陽!ちょっと手伝ってと千に呼ばれ､それでは失礼しますと退室したため私は1人になった｡
結人「ふぅ･･･やっぱりいい子だなぁ｡」
今でも未来でもきっと変わらない絆なんだろうと思っていた｡
しかしあるとき(1853年)外国から黒船なるものが現れ､所謂江戸幕府は不平等条約を結んでしまった｡
そして私達新撰組や幕府の同心達では押さえきれないほど攘夷運動が盛り上がり､
後に日本史にも残る明治維新による戊辰戦争が勃発し､
私達は維新の渦に否応がなしに飲み込まれていった｡
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作者名：さすらいの作者 | 作成日時：2017年11月22日 15時
