闇夜叉物語～幕末編～其の弐 (ページ20)

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No.58 ページ20

大五郎「全く･･･どうしたら立てなくなるほど腰を痛めるんだ?

少しは相手の体力とか考えたらどうだよ龍貴｡いくら隊長でも女性なんだから｡」

龍貴「ごめんなさい･･･調子に乗りました｡」

翌朝目を覚ますと起き上がれないほどの腰の痛みに襲われ､大五郎と陽に介抱されています｡

そしてはあとため息をつき大五郎は言う｡

大五郎「局長から指示を受けています｡
隊長は具合がよくなるまで稽古にも見廻りにも出なくていいと言うこと｡

但し龍貴殿は副長にしごかれてもらうということでした｡」

龍貴は剣が不得手と言うわけではないがどうも一歩及ばないところだと｡

結人「頑張るでござる｡頑張って拙者の右腕になるでござるよ｡いてて｡」

私がそう鼓舞すると頑張って右腕になります!!と言い彼は大五郎と共に道場の方へ消えていき私は陽と2人きりとなった｡