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No.53 ページ15

私が部屋で休んでいると龍貴が訪ねて来た。

龍貴「あの・・・昨日は異変に気づくことができず申し訳ないです・・・。」

昨日のことを深く反省しているのか言葉も途切れ途切れだ。

結人「構わないでござる。お主のお陰で攘夷浪士を2人も狩ることができた。
それにお主に助けられたゆえ、寧ろ拙者が謝るべきでござる。」

そういってもなお浮かない顔をしている。

結人「どうした?」

龍貴「えっと・・・その・・・初めてがこの時代で初めて出会った僕でごめんなさい。
・・・他にいましたよね?初めてを捧げたい方。」

その事を後ろめたく思っていたか・・・。

確かに私は初めてを奪われるならこの人だと言うのはあった。

でも。

結人「なんか・・・龍貴殿でよかった。」

龍貴はポケンとした顔で私を見上げる。

結人「龍貴殿。お主になら見も心もすべてを預けられる・・・否、すべてを預けたいと思える。」


なぜだかそう思った。

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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時

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