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Aside



夏休みもあっという間に過ぎ、


夏祭りの日になった。



奈々「Aの浴衣めっちゃ可愛い〜」



「嬉しい〜」



奈々「あっ、かき氷食べよ!」



「いいねぇ」



奈々「そういえば廉くんは?」



「なんかお腹痛くて死にそうだから
行けないって言ってた。
めっちゃ行きたがってたんだけどね(笑)」



奈々「それは残念だわ」



だいぶ暗くなってきて、
花火が上がる準備が始まっていた。



奈々「A、ちょっと悪いんだけど
実は優太に呼び出されてて、すぐ戻ってくるから
ちょっと待ってってもらってもいい?」



「えっ?!もしかして…」



奈々「いや、まだわかんないんだけど
ちょっと行ってくる!」



優太くん奈々に告白するんだろうな〜。



なんか青春。



「一緒に花火見なよ」



奈々「Aが1人になるからダメ。」



「私は大丈夫だから!
屋台もいっぱいれたし花火見たらもう帰るだけだから」



奈々「ホントにいいの?」



「うん!その代わり絶対報告してね」



奈々「A〜〜!ありがとう。
じゃあ行ってきます!」

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作者名:おこめ | 作成日時:2021年5月11日 15時

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