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Aside



早めに教室へ戻って
席についてボーッと窓の外を眺める。



なぜか、さっきの阿部先生の
表情や仕草を思い出してしまう。




奈々「A〜?どうしたのー??
探したのに居ないから心配したよ」




「ごめんごめん!
なんか熱中症っぽくなって
早めに教室戻ってきてたの」




廉「大丈夫なん?」




「うん!もう全然平気」




奈々「よかった〜!明日から夏休みだよ!
いっぱい遊ぼうね」




「うん!夏祭りもあるしね」




廉「夏来たって感じやな」




奈々「早めに課題終わらせようね」




「そうだね!」




廉「Aはいっつもギリギリまで貯めて
最後にわーわー言うてるやん」




「もーうるさいんだけど」




廉「図星やろ(笑)」





奈々とは高校に入って仲良くなった友達で
廉は中学の時に近所に引っ越してきた時以来、
ずっと学校も同じで、幼馴染みの様な存在。

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作者名:おこめ | 作成日時:2021年5月11日 15時

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