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阿部side
朝起きた時から感じた体の異変。
なんかダルい…
新学期でバタバタしてたから
疲れてんのかな。
ゆっくり準備を進めた。
食欲も無くてコーヒーだけで済ました。
若干喉の痛みもある。
風邪かな…
いつも通り車へ乗って出勤。
今日は授業少ない日でよかった。
午前のクラスが終わって、
昼からの授業までちょっと休もう。
数学準備室のソファーへ座る。
コンコン…
誰だろ…
「はい…？どうぞ」
A「先生…？」
「どうした？数学？」
A「いや…なんか今日の先生
いつもと違う感じしたので。」
「バレた？なんか風邪ひいたっぽい」
A「大丈夫ですか？熱計りましたか…？」
「計ってないよ。多分大丈夫…かな」
A「保健室で体温計借りてきます」
「ううん…大丈夫だから。ゴホッゴホッ」
A「でもしんどそう…食欲ありますか？」
「食欲は無いかな。ホント大丈夫だから
授業行きな？」
A「また来ます…」
心配して来てくれたって事だよな。
好きになるからやめてほしい…
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作者名：おこめ | 作成日時：2021年5月11日 15時
