【名前変換ｵﾘｼﾞﾅﾙ】ニート少女が魔王に転生して恋して、本気で幸せをぶんどりにいく

episode*15 ページ19

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【in 会場】




「さあ！始まりましたァ！

皆さんお待ちかね！

第一回！中等部実力検査ァァ！！

参加者は、なななんと、180名！！！！」




会場___名古屋ドームのミニバージョン___にて、司会の放送部部長の声が響き渡り、歓声がワァっと上がる。


一年生たちだけが、この異様な空気に着いていけず、ただただ戸惑っていた。


しかし精神年齢三十路は大丈夫である。


周りの戸惑う同級生たちを、可愛いなと思いながら、
私はルールの書かれた紙を見た。






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【ルール】

#一対一で行う。武器は自由

#トーナメント形式(優勝者には豪華景品！)

#戦闘は、対戦相手が戦闘不能になるか、降参するまで続く

#学年毎の実力差を考慮し、一年生のみ予選を行う


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実力検査というより、大会みたいだな…









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「ヒロー！頑張れー！」


「ヒルダ！応援してるわよ〜」







今大会(実力検査)は観客として、保護者の他にも色んな人が来る。


私立魔法大学は、大陸で一番の学校だからだ。


将来の、優秀な魔法師や剣士を知るために色んなお偉いさん方とかも来るとかなんとか。


普通に見てて楽しいというのもあり、一般人も多く来る。


…と、サクラダ先生が先ほど説明してくれた。









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「記念すべき予選一回戦の組み合わせはァァ！？

フリルカvsヒルダ！！！！

女魔法師同士の対決だァァ」




オオオオオオオオ！！！！



会場が湧く。大地が揺れて、独特の雰囲気に呑まれていく。









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続々とみんなの戦闘が終わっていく。


そして、ついにその時は来た。


私に実行委員から声がかかる。


「準備、お願いします」









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「予選ラストの組み合わせはー！！

…お、…おお？これは、面白い！」






司会者が驚き、観客たちが、なんだなんだ、とざわめき出す。








「_____予選ラストの組み合わせはァァ！


なんと！アルディア家！王族に最も近い貴族！！アルディア家のぉぉ！シュリ・アルディア！！

対するは…謎の美少年…！！A・レギルト！！」








一瞬の静寂。そして、









オオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！！









最高潮に湧き上がる、歓声

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