episode*12 ページ15
「そうか、惚れたか」
バリフ魔王は、また俺をじっと見つめた。
それに答えるように、俺は強い目で見返した。
「……______だが、今のお前にAをやることは出来ない。
�猖睇鵜瓩魄貳婿毀韻慮気慍任�せる気はない」
「…ッ」
…それもそうだ。
俺には、手が届かない。
思わず俯いた俺に、魔王様は言葉を続けた。
「だが、あくまで�牋貳婿毀鵜瓩謀呂耕�には行かないだけだ。」
「しかし、俺は」
俺は一般市民で、それも、両親共に�猖糎閏圻瓩箸靴憧�に死んでしまった身寄りの無い人間だ。
「シンよ」
「…はい」
「大陸で最も強い�犒�士�瓩箸覆譟�
「…！！！」
…そうか。
なるほどな
俺は、
強い意志を込めて、
「はい！」と返事した。
*
Aside
_______________
庭でシンと別れたあと、気付けばシンは、城から出て行ってしまっていた。
名前以外、何も聞けなかったな…
どうしてシンはヒグーマに追いかけられていたんだろう。あんなに小さいのに、どうしてあんなに強いんだろう。
…なんだか、今すぐ会いたい。
.
夜。
今日も、王族っぽい、いかにも高級な自室の寝床につこうとした。
しかし、その前に、お父様とお母様に呼び出された。え、何だろう。
まさか、また怒られたりして…
とにかく、居間に向かうことにした。
.
居間にて。
弟を除く家族三人が集まり、お父様とお母様たちが座るソファーに向かい合うように、私は立っていた。
「A、遅くにすまないね」
お父様がまず切り出す。
説教の雰囲気じゃないようで嬉しい。本当に嬉しい。
『気にしないで？何か、大事なことを話すんでしょ？』
私がそう言うと、お父様とお母様は、うん、と頷いた。
そして、お母様が話し出す。
「…A。学校に行く気は無いかしら」
『学校…？』
学校…
がっこう________
_______ああ、嫌な思い出だ
「クラ王国にある、私立魔法大学の中等部よ」
「魔法大学では、魔法はもちろん学べるし、それ以外の科目も沢山ある。…魔族の王族として学ぶべき事を、沢山学べるんだ。」
『…』
…正直行きたくは無い。トラウマしかない。
…でも、私は今、��A・レーナルト
魔姫として、行かない訳にはいかない。
『うん。行く。魔法大学』
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むっふぃ〜(プロフ) - ユーホニア大森林が来た時点で私は確信してしまった．．．この作者なら仲良くできｒ(((とても面白いです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 3afe744d97 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - 初音さん» 本当ですね(;ﾟДﾟ) ご報告感謝です (2017年9月2日 20時) (レス) id: ab31b519ce (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 28の、「76時間耐久激痛」のとこ、丸3日間なら「72時間耐久激痛」ですよ！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - のんいろ。(レオンさん» コメントありがとうございます。お察しの通りです（笑）ぼちぼちですが更新頑張ります(*'ω'*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 19bb651143 (このIDを非表示/違反報告)
のんいろ。(レオン(プロフ) - クラ…サクッス…ユーホニア…あっ(ストーリーが私の好みすぎて続きが気になってしかたないです…！更新頑張ってください！！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: 98639aa88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の羽 | 作成日時：2015年12月18日 18時
