出荷されない未来2 ページ9
レイside
なんだ!?今の悲鳴!?
エマがやられたのか？
誰に？
まさか…
ノーマン「エマっ！！！」
レイ「エマ！！！！」
エマ「ぅぅう…う…」
レイ「ママ…エマのその足…」
イザベラ「上手く折ったから大丈夫よ」
レイ「!!??」
イザベラ「良かったわ…これで無事に明日を迎えられる…」
ノーマン「明日…？」
イザベラ「エマもレイも見送ってあげてね」
レイ「…は？…」
イザベラ「おめでとうノーマン、あなたの出荷が決まったわ明日の出立よ」
ノーマン「…!?」
エマ「ぅぁあ…うっぅぅ」
イザベラ「大丈夫、大丈夫…痛くない痛くないよしよし、私の可愛いエマ…」
エマ「…」
っ！ばばァ！！！
ノーマンside
僕が…出…荷…
嫌だ嫌だ死にたくない
エマたちと行きたい
生きたい
みんなでここを…！
駄目だ
無理だ
エマやレイみんなのためにも
僕が逃げたら)嫌だ死にたくない
脱獄が)僕だって生きたいんだ！
失敗するかもしれない)鬼に食べられるなんて
僕の代わりに誰かが)エマ！レイ！助けてよ！
死ぬなんて)死ぬのが怖い
絶対合ってはいけない
僕、落ち着くんだ
僕が素直に出荷されてそれでみんなの脱獄が成功するなら…！
【医務室】
あれから、過度な痛みでエマは気を失った
ノーマン「…エマ…」
視界に入るのは
ふわふわの髪
可愛い触覚のようなあほ毛
規則正しい呼吸
エマ…僕も連れて行って欲しかったな…
エマ「……ん…」
ノーマン「エマ、目が覚めた？水だよ？飲める？」
多分、僕を助けようとしてくれるんだろうけど上手く説得して少しでも脱獄の計画を進めよう…
そんなことを考えながらまだ目が半開きのエマにいつものように微笑んでみせた
が、反応がない…
いつもなら目が覚めたら直ぐに僕の名前を読んでくれるはずなのに
今のエマは目の焦点があまり合っておらずぼーっとしている
エマ「…」
ノーマン「エマ？」
エマ「…エマ？…ってだれ？」
え？
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かきごおり - かなとさん 忘れていました。教えて頂いてありがとうございます！今後、気をつけます。 (2019年5月19日 20時) (
レス) id: 09b7d22d41 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 作品を作る前にまずルールをご理解下さい (2019年5月19日 20時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月19日 20時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かきごおり | 作成日時：2019年5月19日 20時
