73:『月の光』 ページ14
Aはミカの体の中で丸くなった
ミカの妹のように、甘えるように
『ミカだけがいるの？』
ミカ「ううん、優ちゃんとあと他の奴らも……」
説明している最中
ミカは息を切らして俯き始めた
Aはミカの肩を持ち、顔を覗き込む
息切れしながら苦しそうだった
『・・・あ、もしかして・・・血？』
と言うとミカはピクリと反応した
Aは一瞬悲しそうに顔をしてからミカの頬に手を添えた
そして片手でミカの頬を触り、片手で服を脱ぎ始めた
ミカ「え……A？」
『飲んで良いって約束したじゃん……ね？』
そう微笑むとミカは牙を立ててゆっくりAの首筋に刺した
牙の隙間から血が垂れる
『……っ……あ、んぁ、ん』
血を吸われると同時に体に変な快感がはしる
体が麻痺したように動かなくなり、血の吸う音だけが聞こえる
独特な音が消えたと同時に快感も途絶えた
ミカ「・・・ありがとA」
口元の血を拭いながらAの頭を撫でた
するとAは幸せそうに微笑んだ
『私、ミカに助けられたの？』
ミカ「あー、うん岩に背中をぶつけたように倒れてたから」
『あ、そっか風で飛ばされて背中を』
ミカ「うん……ごめんね僕が弱いせいで」
『そ、そんな事ない！私の方こそごめんね』
そして2人で顔を見合い、笑った
それと同時に小屋の扉が開いた
___月の光と同時に
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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです！！！！ (2022年7月25日 20時) (
レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ！愛夢瑠さんすごすぎる！ (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません！好きと言ってもらえて感激です！有難う御座います！ (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年1月25日 17時
