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ピーターが部屋に来てから数日が経った
今のところ、これといった音沙汰は無し。
脱走者の情報も流れてきていない
必要な情報収集もほぼ順調である。
ただ問題は、ピーターラートリー。
あいつ、どうやら俺を疑っているらしい。
勘が鋭いのやら、警戒心が強いのやら、、
ここ最近護衛と称して人間が近辺に配置されることが多い
まぁまぁ動きにくい。
なんならガッツリ監視してもらった方が楽である
でもまぁそれくらいは問題ない
邪魔してくるならそれも利用するまでだ。
ラートリー家という立場は、正直使える。
超使える。
欲しい。
ならば利用する他ないだろう
必要な準備も整った
そろそろ仕掛けたいところだ。
椅子から立ち上がり部屋の横にいるであろう、護衛の元へと向かう
『やぁやぁ、お疲れ様。1つ、案内を頼めるかね？』
.
.
.
どうやら普通に執務室にいたらしい、ピーターラートリーの元へと向かう。
余程ビビったのか、護衛は連絡を繋げる仕草も無しに、奴の居場所を伝えていた。
モロに通信を繋げるでいたのがバレバレである。
まぁ分かりきったことではあるが
ｶﾞﾁｬ
『失礼する』
部屋に入れば、机の前にピーター、その両隣に護衛、扉の横にも二名が立っていた。
だが割と下っ端の者ばかりだ。
ﾋﾟｰﾀｰ「大公爵様。如何なさいましたでしょうか」
いかにも待っていましたというふうな振る舞いで尋ねてくる
『……最近どうやら私の周りを嗅ぎ回っている猿共がいてね。排除を頼みたいのだが』
ピ「猿ども……とは？」
ここでは悪魔でもシラをきるつもりらしい
そんな必要は皆無であるというのに。
『何、隠す必要はない。大体貴様は、鼻から私を信用などしてはいないのだろう？』
ピ「………いいえ、何を仰いますかレウウィス大公。私は大公爵が無事であられたこと、心から嬉しく思っておりますよ」
危ない轍は踏まないタチらしい
そんな馬鹿ではないか
『猫を被る必要はない。そもそも、君の見解はあながち正解だろう。なぜなら私は……』
ｸﾞｼｬｸﾞｼｬｯ
『……レウウィス大公じゃないからね』
バキッ
先程から室内の会話を録音していた横の人間の腹に刃を入れ、録音機を潰す
さあ、作成決行だ。
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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嬢症鬼龍(プロフ) - 白夜ナイさん» ありがとうございます！！楽しんで頂けて何よりです！！ (2022年8月4日 12時) (
レス) id: 87b62ec1cf (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - つなさん» 凡人の者です笑ありがとうございます！！ここでの温かいお言葉がいつも身にしみてます。泣 頑張りますね！！ (2022年8月4日 12時) (レス) id: 87b62ec1cf (このIDを非表示/違反報告)
白夜ナイ - 更新待ってます‼️とっても楽しいです。 (2022年8月3日 17時) (レス) id: 2eef5eaf3b (このIDを非表示/違反報告)
つな - 嬢症鬼龍さん» 天才の方ですか…？初めて読んだのだいぶ前なのに定期的に戻ってきて読んでます笑 めっちゃ好きです！勉強大変だと思いますが、お体に気をつけて頑張ってください！！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 2f8ab906b9 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - いちご猫さん» やっと更新しました！！笑 いつも嬉しいコメントありがとうございます！！めっちゃ元気貰ってます泣 夏休みもきっと受験勉強で大忙しですけど、暇を見つけてちょっとずつ進めていきますね！ (2022年7月19日 21時) (レス) id: 87b62ec1cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嬢症鬼龍 | 作成日時：2021年7月14日 1時
