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拾捌 ページ20

「僕たち今、お母さんを探してて…」
「ここにいるって聞いたんですけど…」
成る程
お母さんねぇ
「私と探そうか?」

葵がニコッと笑って話しかける

「はいっ!!」
「お願いします…」

「お母さんは、どんな人?」

緑葉が静かに聞く
その瞬間、網君の顔があからさまに輝いた

「緑葉様!!」
「え…えぇ…緑葉様…?」

「どうしたの?」
意味がわからなくて笑君に耳打ちすると、笑君がちょっと困ったように呟いた

「お兄ちゃん、緑葉様のこと大好きなんですよ…まぁ、同じような能力ですし、顔がお兄ちゃんのドストライクというか…」
「へ、へぇ…だ、大体わかった…かな?」

「僕の能力は「夢」ですから、誰にも似ないんですよね…」

「そっかぁ…私もだよぉ〜」

そう言うと、顔を真っ赤にした

「そ、そうですか…////」

やだ、照れてんの??かっわいい

「…チッ…」
赫が横で大きな舌打ちをする

なんか怒ってる
なんで?

「嫉妬はいけませんねぇ…ね?赫?」
「うるせぇ…黙っとけ…」

葵が面白そうに口に手を当てる

赫は真っ赤な顔をして葵を見下ろしていた

「…?なにやってんの?二人とも」
黄耆は私と同じくわけがわかっていない

「子供は知らなくていいんだよ…な?葵」
「そうそう!…プッ」
「僕たち同い年だよぉ〜?」
葵が噴き出した理由を教えて



「能力者が暴走しました!!能力は「氷」!!応戦できる能力者はお願いします!!」

かなり近くからそう言う声が聞こえてきた

能力者の暴走?

すると、私たちに向かって鋭い氷の刃が向かってきた

「危ない!!」

誰かが叫ぶ

そして私たちは自分を守れるようにそれぞれの能力を使った

「「妨げ」能力発動」
「火炎放射」
「緑の砦」
「電光」
「水の壁」

言わなくても、それぞれなんの技なのかはわかるはず


「あれ…もしかして…伝説の五人の血族?」

周りからポツポツと声が上がる

え?なんでばれてんの?
「あっちゃー…隠してた模様、さっきの風圧で見えちゃってたかぁ…」
赫が額に手を当てる

え?嘘…
私は自分の右鎖骨の蝶が見えているか確認する

_________ものの見事に見えてました。はい

「伝説の五人だ!!」
「蘇った!!」

違うわよ…私たちは伝説の五人じゃなくて伝説の五人の血族

あと、私死んでない

「A!!ボーッとしないで!!」
「ごめんてぇ」

葵が水圧で、氷の刃を抑えてる

「A…お前…」
赫は半分呆れ顔。炎で氷をとかしている

うん、頑張ろ

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松々先輩(プロフ) - 青い薔薇さん» ありがとうございます!!初の小説なので嬉しいです! (2019年6月23日 19時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
青い薔薇 - おもろい(゚Д゚)やべえ (2019年6月23日 18時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
縷々 - 面白いよ!頑張って! (2016年11月25日 0時) (レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
Dahlia(プロフ) - 面白いよ! (2016年11月18日 22時) (レス) id: 688c509492 (このIDを非表示/違反報告)
★ほしおんぷ☆ - 頑張って! (2016年11月18日 8時) (レス) id: eadbc77912 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒死蝶 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年11月13日 21時

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