64話…春の電車 ページ14
だいぶ話し飛びます。すみません。
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あれからたくさんの月日が流れた。
桜の花びらが舞う今日、私達は中学校を卒業して、高校に入学した。
姫華は腕に火傷をおって暫くは入院生活を余儀なくされていた。
私はらっだぁの家に未だお世話になっている。母達は祖父の家に住んでいるらしい。
ぴく「Aちゃん、高校入学おめでとう」
「ぴくとくんも。首席入学おめでとう」
ぴく「2点差で負けたの根に持ってる？」
「別にー」
らだ「あー！そこ！イチャイチャしない！俺も混ぜろ！」
「混ざりたいだけじゃん」
バド「Aー！入学祝いでらっだぁが奢ってくれるらしいで！」
「やったー！じゃあさ！駅前のハンバーガー屋行こう！」
らだ「えー？俺？」
「ぴくとくんが半分出すから！」
ぴく「俺も？！」
「とりあえず早く行こ！」
皆で駅のホームに行く。電車もう少しか。
白線の内側に下がるようアナウンスが流れる。電車が見えて来た。
私の体は何故か宙に投げ出されてた。
電車が目の前に見える。
体を反転させたら悪魔みたいな笑顔を浮かべた姉と焦って手を伸ばす運営の顔が見えた。
私も運営に必死に手を伸ばしたけど、その手は空を切った。
こういう時、ヒロイン補正入ってる姉なら主人公が手を引っ張って抱きしめ合うんだろうな。
そんな事考えながら、線路に落ちていった。
ゆっくり、重たい瞼をあげる。病院か。
目の前には1つのベッドを囲んで泣いてる運営と日常組の姿。
あー。私死･んだんだ。よく見ると体の至る所が透けてる。
『ありがとう。みんなの友達でよかったよ』
聞こえるはずも無いと知ってても、声を掛けずには居られなかった。
私は病院から出て山に向かった。霊体になったからか、妖怪達がいつもよりはっきり見える。
赤い鳥居を潜ったらちょうどスマイルが薪割りをしていた。
『スマイル』
スマ「え？…A？なんで霊体にっ！」
『死んじゃった』
スマ「え、え？！まっ、ちょっ、一旦中入って！」
スマイルに強制的に小屋に入れられて居間に連れてかれた。
Nak「…は？」
『やっほー。ワイテルズ』
ぶる「ぅ、あﾞあﾞあﾞ、ごめん！ごめん！僕のせいだっ！
僕が死･ねばいいとか言ったからぁっ！ごめんなさい！ごめんなさいっ！」
『ぶるーくのせいじゃないよ。事故とかじゃなくて･殺･人･だし。百夜に忠告されてたのに気を付けなかった私のせいだよ』
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紫華 - すいません！「我々孤児院の日常」、ロックがかかっていて‥‥‥ (4月20日 20時) (
レス) @page18 id: 05d494a2cd (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白(プロフ) - とても面白かったです。個人的にはオチも結構好きでしたよ‼︎他の小説も読ませて頂きますね‼︎応援してます‼︎Twitterフォローも失礼します (2022年10月2日 22時) (レス) @page18 id: 071b8e6376 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうか - すごくおもしろかったです!主人公よかったね(泣)w最後のワイテルズ達との会話ですべて紐解けて[なるほど]と思いました！他の小説も応援してます！ (2020年8月22日 7時) (レス) id: 5138a93295 (このIDを非表示/違反報告)
モルモット(プロフ) - ありがとうございました (2020年8月21日 13時) (レス) id: 385f95511b (このIDを非表示/違反報告)
ライ - END気になる (2020年8月18日 20時) (レス) id: f5181ae4ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルモット | 作成日時：2020年8月6日 11時
