Terrible (ページ3)

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結局、望くんを見てるだけで授業が終わっちゃった

重岡「腹減って仕方がねえ」

まだ言っとる笑

『クラスの子にでももらってこい！笑』

へーい、と言ってシゲはクラスの子にお菓子をもらいに行った

ハロウィンかよ！と心の中でつっこむ

重岡「へへーん！どんなもんだいっ！」

ドサッと私の机に置かれた大量のお菓子

重岡「みんなは優しいな〜どっかのドケチさんと違って」

『私のことやろ！笑』

重岡「ありゃ、バレとった？」

『分かるわアホ！』

そしたらシゲはにひひと笑う

なになになに？何考えてんの？！

重岡「お菓子、食べたいやろ」

ニヤニヤしながら言う

重岡「ジャンケンに勝ったら上げてもええで！」

『いや、欲しいって言ってないから！笑」』

またまた〜とつんつん私のほっぺをつっつく

重岡「強制参加！ほれ、出さなきゃ負けよ〜」

結局、ジャンケンすることに

ポン！

『ま、、負けた…』

別にお菓子がそんなに欲しかった訳じゃないけど、なんか悔しい笑

重岡「しゃあないな〜、俺優しいからやるよ」

ブラックサンダーを2つ渡される

『ありがとう』

そこは素直にお礼を言わなきゃね
親しき仲にも礼儀あり！

隣でうまいうまい言うてお菓子を食べるシゲ
相変わらずちっこい時と変わらんな〜

『授業始まる前には食べ終わっときよ？』

重岡「わかっとる分かっとる！」

その時、私の隣を望くんが通った

ふわっと匂ったいい香り

私は無意識に望くんを目で追ってしまう

重岡「どないしたん？」

『いや、なんにも！』

いかんいかん。、今は隣にシゲがおるんや…

隠しているつもりだけど隠しきれてない

バレないといいな…